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SEO会社の選び方|種類・比較の観点・悪質業者の見分け方

この記事の筆者
TANAKA YU
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauをはじめ他企業でもマーケティング活動に従事するパラレルワーカーです!今は、株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau以外の会社でもBtoBマーケターとして活躍中!BtoBマーケティングキャリア4年目!
「SEO会社に相談したいが、どこに頼めばよいか分からない」「営業電話で勧められたSEO対策代行が信用できるか判断できない」。SEO会社は数が多く、サービスの中身も料金もさまざまです。そのため、比べ方が分からず迷ってしまう中小企業は少なくありません。
この記事では、SEO会社の種類、比較の観点、悪質業者の見分け方、依頼前の準備を順に解説します。費用の目安は「SEO外注の相場と依頼内容別の費用」で詳しく整理しています。
特定の会社のランキングではなく、自社に合う会社を選ぶための考え方をまとめました。200社以上の中小企業を支援してきた当社の経験と、Google検索セントラルの公式情報をもとにしています。
この記事でわかること
SEO会社・SEO対策代行の主な種類と特徴
SEO会社を比較するときの7つの観点
悪質なSEO会社を見分けるポイント
「おすすめ」の情報との付き合い方
依頼前に社内で準備しておくこと
SEO会社とは
SEO会社とは、検索結果での露出を高めて集客を増やすために、調査・助言・サイト改善・記事制作などを請け負う会社です。
SEO(検索エンジン最適化)は、検索エンジンにページの内容を理解してもらい、検索する人に自社サイトを見つけてもらう取り組みです。基本の考え方は「中小企業のためのSEO対策の基本」で解説しています。SEO会社は、この取り組みのうち自社では難しい部分を代わりに担う存在です。
Googleは、SEO業者のサービス例として、コンテンツや構成の見直し、技術面の助言を挙げています。コンテンツの作成、キーワード調査、SEOのトレーニングも、その例に含まれます。一口にSEO会社といっても、どこに強みを持つかは会社によって大きく異なります。
SEO会社・SEO対策代行の主な種類
SEO会社は、得意とする領域によって大きく5つのタイプに分けられます。自社に足りないものがどれかを考えながら見てください。
タイプ | 主な支援内容 | 向いている会社 |
|---|---|---|
コンサル型 | 戦略設計、優先順位づけ、定例での助言 | 社内に実行できる担当者がいる |
記事制作型 | キーワードに沿った記事の制作 | 方針はあるが書く手が足りない |
技術特化型 | サイト診断、内部対策の実装 | サイトの構造や速度に課題がある |
地域特化型 | 地域名検索やGoogleマップの対策 | 店舗や事務所で地域の顧客を集める |
総合型 | 戦略から記事・技術・測定まで一括 | 担当者がいない、まとめて任せたい |
コンサル型と代行型の違い
大きな分かれ目は、「助言する会社」か「作業まで担う会社」かです。コンサル型は施策の方向性を示し、実作業は社内や別会社が担います。詳しくはSEOコンサルの支援内容と選び方で解説しています。一方、記事制作型や総合型は、実作業まで引き受けるSEO対策代行です。
技術特化型と地域特化型
技術特化型は、サイトが検索エンジンに正しく読み込まれるよう整えるテクニカルSEO(内部対策)を得意とします。リニューアルやシステムの移行を控えている会社に向いています。地域特化型は、「地域名+サービス名」で探す人への対策を得意とします。考え方はローカルSEOの基本で紹介しています。
総合型(マーケティング代行)
総合型は、SEOに加えて広告やSNSなど、Web集客全体をまとめて支援する会社です。社内に専任の担当者がいない中小企業でも進めやすい反面、月額の費用は高くなる傾向があります。支援の形はマーケティング代行とはで詳しく整理しています。
タイプによって費用の目安も変わる
費用の一般的な目安は、タイプによって異なります。コンサル型は月10万〜30万円程度、記事制作型は1本1万〜10万円程度が目安です。技術特化型の診断は10万〜50万円程度で、実装は別途見積もりになることが多くあります。総合型は支援範囲が広い分、月数十万円以上になるのが一般的です。
いずれも会社やサイトの状況で大きく変わります。金額だけでなく、その費用で何をしてくれるのかを確認しましょう。
SEO会社の選び方:比較する7つの観点
SEO会社を選ぶときは、次の7つの観点で比較しましょう。
得意領域が自社の課題と合っているか
自社の事業や顧客について質問してくるか
施策の理由と期待できる結果を説明できるか
成果の指標と測り方が明確か
作業内容と工数が見積もりに書かれているか
担当者と連絡が取りやすく、報告の頻度が決まっているか
契約期間、解約条件、成果物の権利が明確か
Googleも、依頼前に確認したい質問を示しています。過去の実績や事例、Googleの基本事項に沿った手法か、期待される結果とその時期、同業種や同地域での経験などです。さらに、良い業者は自社のビジネスそのものに関心を持って質問してくるとしています。
初回の打ち合わせで聞きたい質問
初回の打ち合わせでは、次のような質問をしてみましょう。回答の具体性で、その会社の実力や誠実さがある程度見えてきます。
最初の3か月で、具体的にどんな作業をしますか。
成果はどの数字で測り、いつ頃どの程度の変化を見込みますか。
当社と同じ業種や規模の会社を支援した経験はありますか。
施策の中で、社内に担当してほしい作業は何ですか。
担当者は誰で、どのくらいの頻度で連絡が取れますか。
契約を終えたとき、記事やデータはどう扱われますか。
とくに2つ目の質問は重要です。SEOは成果が出るまでに時間がかかるため、時期を明言できないこと自体は不自然ではありません。ただ、根拠を示さずに「すぐ上がります」と答える会社には注意しましょう。
比較表を作って並べる
候補が2〜3社に絞れたら、次のような比較表に情報を書き込むと判断しやすくなります。
比較の観点 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
得意領域 | 記入 | 記入 | 記入 |
月額・初期費用 | 記入 | 記入 | 記入 |
月の作業内容と工数 | 記入 | 記入 | 記入 |
成果の指標 | 記入 | 記入 | 記入 |
最低契約期間・解約条件 | 記入 | 記入 | 記入 |
空欄が埋まらない項目は、その会社に質問すべき点です。回答の分かりやすさも、比較の材料になります。
悪質なSEO会社の見分け方
SEO会社の中には、短期的に順位を上げるためにGoogleのポリシーに反する手法を使う業者もあります。こうした手法は、後からサイトの評価を大きく下げるおそれがあります。次の特徴に当てはまる会社には注意しましょう。
順位を保証する
Googleは「Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません」と明言しています。「必ず1ページ目に表示されます」といった売り文句は、別の業者を探すサインだとしています。Googleとの「特別な関係」や「優先登録」を強調する業者も同様です。
被リンクを販売する
「被リンクを月○本提供」といったサービスは要注意です。Googleのスパムポリシーでは、ランキング向上を目的としたリンクの売買を、リンクスパムの例として挙げています。違反と判断されると、検索結果での順位が下がったり、まったく表示されなくなったりすることがあります。
AIで記事を大量に量産する
生成AIを使うこと自体は問題ではありません。ただしGoogleは、ユーザーにとっての価値を加えずに大量のページを作ると、スパムポリシーに違反するおそれがあるとしています。「月100記事を自動で作成」のように量だけを強調する提案は、中身の確認方法を必ず質問しましょう。
説明や契約が不明瞭
施策の中身を「独自ノウハウなので非公開」とする、見積もりが「SEO対策一式」となっている、といった会社も注意が必要です。Googleも、不明瞭な説明しかしない業者や、未承諾のメールで売り込んでくる業者には警戒するよう呼びかけています。

極端に安い見積もりにも注意する
相場より大幅に安い見積もりにも注意が必要です。安さの理由が、作業範囲の狭さなのか、品質を確認しない量産なのかを確かめましょう。たとえば記事制作で、事実確認や編集の工程が省かれていると、公開前に社内で大幅な手直しが必要になることがあります。
結果として社内の手間が増え、外注した意味が薄れてしまうケースも少なくありません。見積もりの金額は、作業の中身と工程を確認したうえで比べることが大切です。
Search Consoleの所有者権限は渡さない
分析のためにSearch Consoleの権限を求められた場合、Googleは監査の段階では閲覧権限のみを与えるよう勧めています。所有者の権限は社内に残し、外部の会社にはフルユーザーか制限付きユーザーを付与するのが安全です。
契約終了後は、[設定]の[ユーザーと権限]から権限を削除します。相手が確認済み所有者になっている場合は、サイトに置かれた確認用のファイルやタグも削除しないと、再びアクセスできてしまう点に注意しましょう。
「SEO対策代行のおすすめ」情報との付き合い方
「SEO対策代行 おすすめ」と検索すると、多くのランキング記事が見つかります。ただし、掲載順の基準が明らかでない記事や、紹介料を受け取っている記事もあります。ランキングは候補を知るきっかけ程度に使い、最終的には自社の課題に合うかで判断しましょう。
候補を探す方法としては、次のようなものがあります。
取引先や同業者から、実際に依頼した会社の評判を聞く
自社と同じ業種や地域の支援事例を公開している会社を探す
その会社自身が、自社のサイトやブログで検索から集客できているかを見る
地域の商工会議所や支援機関のセミナーに登壇している会社を知る
Googleも、業者の過去の顧客に実際の満足度を確認することを勧めています。紹介を受けた場合でも、自社の課題に合うかは別に確かめることが大切です。
SEO会社に依頼する前の準備
SEO会社に相談する前に、社内で次の準備をしておくと、提案の質が上がり比較もしやすくなります。
目的と目標を決める:問い合わせ数や資料請求数など、事業の数字で目標を置きます。
現状を確認する:Search Consoleで、表示回数やクリック数、主な検索語を確認します。
依頼範囲を決める:戦略、技術、記事、効果測定のどこを任せたいかを決めます。
依頼書をまとめる:目的、範囲、予算、期間、社内の体制を文書にします。
同じ条件で相談する:2〜3社に同じ依頼書を渡し、提案と見積もりを比べます。
依頼書の書き方はマーケティング代行の依頼書(RFP)の書き方で、テンプレート付きで解説しています。依頼書があるだけで、各社の見積もりを同じ物差しで比べられるようになります。

社内の窓口と役割を決めておく
SEO会社に依頼しても、社内の協力がなければ施策は進みません。窓口となる担当者を決め、記事の確認や情報提供にかけられる時間を確保しておきましょう。
たとえば、記事の内容確認は営業担当、サイトの更新はWeb担当、最終判断は役員といった分担が考えられます。誰が何を判断するかが曖昧だと、確認待ちで公開が遅れがちです。
契約後は月1回、数字で振り返る
契約して終わりではなく、月1回は外注先と一緒に数字を確認しましょう。検索での表示回数、クリック数、問い合わせ数を並べて見ると、施策が狙いどおりに進んでいるかが分かります。数字が動かない月が続く場合は、施策の優先順位を見直すきっかけになります。
SEO会社選びに関するよくある質問
SEO会社は何社くらい比較すればよいですか?
2〜3社に同じ条件で相談するのが現実的です。多すぎると比較の手間が増え、少なすぎると相場感がつかめません。依頼書を用意して、条件をそろえて比べましょう。
営業電話で勧められたSEO会社は避けるべきですか?
営業電話というだけで悪質とは限りません。ただし、Googleは未承諾のメールで売り込んでくる業者に注意するよう呼びかけています。順位保証や被リンクの販売を持ちかけられた場合は、契約を急がず慎重に判断しましょう。
大手のSEO会社と小規模な会社、どちらがよいですか?
規模よりも、自社の課題との相性で選ぶのがおすすめです。大手は体制が厚く、小規模な会社は担当者との距離が近い傾向があります。中小企業の場合は、同じ規模の企業を支援した経験があるかも確認しましょう。
SEO会社を途中で変えても問題ありませんか?
変更は可能ですが、作成した記事や分析データの引き継ぎを確認しておく必要があります。契約時に、成果物の権利が自社に帰属するかを確認しておくと安心です。アカウントの権限も忘れずに整理しましょう。
成果報酬型のSEO会社はおすすめですか?
初期費用を抑えられる利点はありますが、成果の定義が順位だけになりやすい点に注意が必要です。どのキーワードの、どの順位を成果とするのか、どんな手法で順位を上げるのかを必ず確認しましょう。リンクの売買などに頼る手法は、サイトの評価を下げるおそれがあります。
まとめ:SEO会社は「自社の課題との相性」で選ぶ
SEO会社には、コンサル型、記事制作型、技術特化型、地域特化型、総合型があります。
比較は、得意領域、説明力、成果の指標、作業内容、契約条件などの観点で行いましょう。
順位保証、被リンクの販売、AIによる量産を売りにする会社には注意が必要です。
ランキング記事は候補を知るきっかけにとどめ、自社に合うかで判断しましょう。
依頼書を用意し、2〜3社に同じ条件で相談すると比較しやすくなります。
SEO対策のご相談はJIMOTOの外付けマーケチームへ
マーケティング代行「JIMOTOの外付けマーケチーム」は、SEOの内部対策・記事制作・効果測定を含め、戦略から実行まで専門チームがまとめて引き受ける総合型のマーケティング代行です。SEO会社の比較で迷ったときの、依頼範囲の整理からご相談いただけます。
採用・教育は不要。相談から稼働開始まで1か月未満
戦略立案から実行まで一貫体制
稼働を15分単位で記録して毎週開示。使い切らなかった分は翌月に繰り越し
月額30万円から(税別)
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記事監修
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau
代表取締役 鶴 智之(プロフィール)
キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。前職では株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも携わる。200社以上のマーケティング支援実績と、多数の自治体案件のPM経験を持つ。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに、地域企業の成長を支援している。
参考文献
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