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公開日:

2026/11/5

    更新日:

    2026/11/6

      ローカルSEOとは?地域名で選ばれる対策のやり方【中小企業向け】

      ローカルSEOとは?地域名で選ばれる対策のやり方【中小企業向け】

      この記事の筆者

      TANAKA YU

      株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauをはじめ他企業でもマーケティング活動に従事するパラレルワーカーです!今は、株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau以外の会社でもBtoBマーケターとして活躍中!BtoBマーケティングキャリア4年目!

      「柏市 税理士」「船橋市 外壁塗装」のように、地域名とサービス名で検索したとき、自社が出てこない。そんな悩みを持つ地域の中小企業は少なくありません。全国向けのSEOとは違い、地域で選ばれるにはローカルSEOという考え方が役立ちます。

      この記事では、ローカルSEOの意味とMEOとの違いを最初に整理します。続いて、Googleが公表している順位の決まり方と、地域の会社が取り組むべき具体策を順に解説します。自社サイト、Googleビジネスプロフィール、口コミ、地域ページの4つを軸に、今日から始められる手順にまとめました。

      内容は、200社以上の中小企業を支援してきた当社の経験と、Google公式ヘルプなどの公的情報をもとにしています。SEO全体の基本は中小企業のためのSEO対策の基本で解説しているので、あわせてご覧ください。

      この記事でわかること

      • ローカルSEO(地域SEO)の意味と、MEOとの違い

      • Googleがローカル検索の順位を決める3つの要素

      • 地域名でのSEO対策として自社サイトで整えること

      • Googleビジネスプロフィールと口コミの正しい運用方法

      • 地域ページの作り方と、やってはいけない注意点

      • 90日で進めるローカルSEOの手順と効果測定の方法

      ローカルSEOとは?地域名×サービスで見つけてもらう検索対策

      ローカルSEOとは、「地域名+サービス」や「近くの〜」といった地域性のある検索で、自社のWebサイトや店舗情報を上位に表示させるための対策です。

      「地域SEO」と呼ばれることもあります。対象になる検索結果は大きく2つです。ひとつは通常の検索結果に並ぶWebサイトの一覧です。もうひとつは、地図と一緒に数件の会社が表示される枠で、ここにはGoogleビジネスプロフィールの情報が使われます。

      ローカルSEOは、この両方で見つけてもらうための取り組みの総称です。Webサイトの改善だけでも、地図の情報整備だけでもなく、両方をそろえることで効果が出やすくなります。

      ローカルSEOの対象になる検索の例

      地域性のある検索は、大きく3つのパターンに分けられます。自社の業種に当てはめて考えてみてください。

      検索のパターン

      具体例

      検索する人の状況

      地域名+サービス

      柏市 税理士/松戸市 工務店

      地域の業者を比較したい

      近く・周辺+サービス

      近くの印刷会社/駅前 歯医者

      今いる場所の周辺で探している

      サービスのみ(地域意図あり)

      外壁塗装 見積もり/社労士 相談

      地域名はないが近場の業者を求めている

      3つめのパターンが見落とされがちです。地域名を入れずに検索しても、Googleが地域の業者を探していると判断すれば、地図の枠が表示されることがあります。つまり「地域名で検索する人だけが対象」ではありません。

      BtoBの中小企業にもローカルSEOが関係する理由

      ローカルSEOは飲食店や美容室のものと思われがちです。しかし、BtoBの会社にも関係があります。たとえば「千葉 金属加工」「柏 ホームページ制作」「船橋 産業廃棄物 収集」といった検索は、取引先を探す企業の担当者が使います。

      BtoBでは、近くの会社に頼みたい理由がはっきりしています。打ち合わせに来てほしい、納品や引き取りが早い、何かあったときにすぐ対応してほしい、といった理由です。地域で事業をしている会社なら、業種を問わずローカルSEOの効果を受けられる可能性があります。

      ローカルSEOとMEOの違い

      ローカルSEOとよく並べて語られるのが「MEO」です。MEOはMap Engine Optimizationの略です。Googleマップや地図の枠で上位を目指す施策を指し、日本で広く使われている呼び方です。Googleの公式用語ではありません。

      両者の関係を整理すると、MEOはローカルSEOの一部と考えるのが分かりやすいでしょう。違いを表にまとめます。

      比較項目

      ローカルSEO

      MEO

      対象範囲

      通常の検索結果と地図の枠の両方

      Googleマップと地図の枠が中心

      主な施策

      自社サイト改善、地域ページ、GBP、口コミ

      GBPの情報整備、写真、口コミ、投稿

      成果の出方

      サイトへの流入と問い合わせ

      電話、ルート検索、サイトへのクリック

      向いている業種

      BtoB・士業・工務店など比較検討型

      来店型の店舗・クリニックなど

      来店型の店舗ではMEOの比重が大きくなります。一方、BtoBや士業のように比較検討の時間が長い業種では、Webサイトの中身が問い合わせの決め手になります。地図で見つけてもらい、サイトで信頼してもらう流れを作るのが理想です。

      MEOを含む地図の対策は、Googleビジネスプロフィールの管理画面で完結する作業が多いのが特徴です。逆に、サイト側の対策にはテクニカルSEO(内部対策)やコンテンツ制作の知識が必要になります。

      Googleがローカル検索の順位を決める3つの要素

      ローカル検索の順位について、Googleは公式ヘルプで3つの要素を挙げています。関連性、距離、知名度です。ローカルSEOの施策は、すべてこの3つのどれかを高めるためのものだと考えると整理しやすくなります。

      Googleがローカル検索の順位要素として示す関連性・距離・知名度の3つと、それぞれを高めるための主な施策をまとめた図。お金で順位は上がらないことも示す。

      関連性:検索語句とプロフィールがどれだけ合っているか

      関連性は、検索語句とビジネスプロフィールが合致する度合いです。Googleは、ビジネスについて的確な情報を提供すると関連性を高められると説明しています。

      具体的には、業種(カテゴリ)、サービス内容、説明文などを正確に入力することが当てはまります。たとえば外壁塗装と屋根工事の両方を手がけているなら、提供しているサービスとして両方を登録しておくべきです。

      距離:検索した人から拠点までの距離

      距離は、検索した人の現在地から各拠点までの距離です。現在地が共有されていない場合は、Googleが把握している位置情報をもとに結果が表示されます。

      距離は自社で変えられない要素です。そのため、拠点から離れた地域で地図の枠に出るのは難しいと理解しておきましょう。遠方の地域は、Webサイトの地域ページなど別の手段で狙うのが現実的です。

      知名度:ビジネスがどれだけ広く知られているか

      知名度は、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。Googleは、ビジネスにリンクしているWebサイトの数や、クチコミの数などの情報にも基づくとしています。クチコミの数が多く評価が高いビジネスほど、ローカル検索の順位が高くなるとも明記しています。

      知名度は一朝一夕には上がりません。地域の商工会議所や業界団体への掲載、地元メディアでの紹介、取引先からの紹介など、実際の事業活動の積み重ねがWeb上の評判につながります。

      お金を払って順位を上げることはできない

      Googleは、ランキングを上げるための依頼や金銭の受け取りには応じないと公式に明記しています。順位の仕組みの詳細も公開されていません。「Googleと特別な関係があるので必ず上位にできる」といった営業には注意してください。

      なお、地図の枠には「スポンサー」と表示される広告枠もあります。これは広告であり、自然な順位とは別物です。

      ローカルSEO対策①自社サイトで行う地域名のSEO対策

      ここからは具体的な施策です。最初は自社サイトです。地図の枠に表示されても、リンク先のサイトが分かりにくければ問い合わせにはつながりません。地域名でのSEO対策は、サイトの基本を整えるところから始めます。

      タイトルと見出しに「地域名+サービス」を入れる

      Googleは、検索で使われそうな語句をタイトルや主見出しなど目立つ場所に入れることを、主要なベストプラクティスとして挙げています。トップページやサービスページのタイトルに、対応地域とサービス名を自然に入れましょう。

      たとえば「株式会社〇〇|柏市・流山市の外壁塗装と屋根工事」のような形です。ただし、地域名を何十個も並べるのは逆効果です。同じ言葉の過度な繰り返しは、Googleのスパムポリシーに反する行為とされています。

      会社情報(社名・住所・電話番号)をそろえる

      会社概要ページには、正式な社名、住所、電話番号、営業時間、対応エリアを明記します。Googleビジネスプロフィールに登録する情報と表記をそろえることが大切です。

      Googleは、ビジネス情報を公式サイトを含む公開Webページなど複数の情報源から集めています。サイトとプロフィールで住所や電話番号が食い違っていると、利用者も迷います。「1丁目2番3号」と「1-2-3」のような細かな表記ゆれも、できるだけ統一しておきましょう。

      構造化データ(LocalBusiness)を設定する

      構造化データとは、ページの情報をGoogleが理解しやすい形式で記述するコードです。地域の会社であれば、Google検索セントラルが仕様を公開しているLocalBusinessの構造化データが使えます。

      必須のプロパティは名前(name)と住所(address)です。電話番号、営業時間、緯度経度、URLなども推奨プロパティとして挙げられています。WordPressなどのCMSでは、プラグインで設定できる場合もあります。

      地域ページで「対応エリア」を具体的に伝える

      対応エリアが複数の市にまたがるなら、地域ごとのページを作る方法があります。たとえば千葉県北西部の工務店なら「柏市の施工事例」「松戸市の施工事例」のように分ける形です。

      地域ページで大切なのは、その地域ならではの情報を入れることです。施工した地区、地域の気候や住宅事情、移動時間、地域で多い相談内容などが該当します。地域名だけを差し替えた同じ文章のページを量産すると、利用者の役に立たず評価もされにくくなります。

      地域ページに入れたい情報のチェックリスト

      • その地域での実績や事例(写真、地区名、内容)

      • 拠点からの移動時間や訪問できる範囲

      • 地域特有の事情(例:沿岸部の塩害、古い団地の多さ)

      • その地域の顧客からよく受ける質問と回答

      • 地域の顧客の声(掲載の許可を得たもの)

      地域ページの悪い例と良い例を比べた図。地域名だけ差し替えた量産ページに対し、地域の実績や移動時間、地域特有の事情、よくある質問を載せたページが目指す姿。

      文章の作り方そのものは、SEOライティングの進め方で詳しく解説しています。地域ページも、検索する人の疑問に答えるという基本は同じです。

      スマートフォンで電話・地図にすぐたどり着けるようにする

      地域の検索はスマートフォンからが多く、移動中や現場から調べる人もいます。電話番号をタップで発信できるようにする、アクセスページに地図を埋め込む、といった工夫が大切です。問い合わせボタンを画面上部に置くだけでも、連絡のしやすさは変わります。

      サイトを作り直すかどうか迷う場合は、ホームページ作成の費用相場も参考にしてください。

      ローカルSEO対策②Googleビジネスプロフィールを整える

      Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップに表示される会社情報を、事業者自身が管理できる無料のツールです。ローカルSEOでは最も効果が見えやすい施策の一つです。

      オーナー確認を済ませる

      まず、プロフィールのオーナー確認を行います。Googleは、オーナー確認を行うとビジネス情報が表示される可能性が高まると説明しています。確認方法は電話、SMS、メール、動画などがあり、どの方法が使えるかはGoogleが自動で決めます。

      自社が知らないうちにプロフィールが作られていることもあります。Googleマップで社名を検索し、表示されたら「ビジネスオーナーですか?」から管理を始めましょう。

      ガイドラインに沿って基本情報を入力する

      Googleには「ビジネス情報のガイドライン」があり、登録内容のルールが細かく決められています。中小企業が特に注意したい点を表にまとめます。

      項目

      ガイドラインの主な内容

      よくある間違い

      ビジネス名

      看板や名刺など実際に使っている名称

      社名にキャッチコピーや地域名を追加

      住所

      正確な所在地。拠点ごとに1つ

      従業員が常駐しないバーチャルオフィス

      カテゴリ

      事業そのものを表すものを少なく具体的に

      関係の薄いカテゴリを多数登録

      電話番号

      拠点に直接つながる番号

      全拠点で同じ代表番号だけを使う

      Webサイト

      拠点ごとに1つ

      SNSや無関係なページへの誘導

      特にビジネス名は要注意です。ガイドラインでは、キャッチコピーや電話番号、URLなどを名称に含めることはできないとされています。実際の社名と異なる名称で登録すると、プロフィールに制限がかかるおそれがあります。

      非店舗型ビジネスはサービス提供地域を設定する

      工務店、リフォーム、清掃、出張修理のように顧客のもとへ出向く業種は「非店舗型ビジネス」に当たります。拠点の住所で顧客を迎えていない場合は、住所をプロフィールから外し、サービス提供地域を設定します。

      サービス提供地域は、市区町村や郵便番号で最大20か所まで指定できます。全体の範囲は、拠点から車で約2時間以内に収めることが推奨されています。たとえば柏市が拠点なら「柏市、流山市、我孫子市、松戸市」のように実際に対応できる地域を選びます。

      写真・サービス・投稿で情報を充実させる

      Googleは、情報が充実していて正確なほど表示されやすくなるとしています。営業時間(祝日などの特別営業時間を含む)、属性、写真や動画を追加しましょう。

      写真は、外観、事務所や工場の内部、スタッフ、作業の様子などが役立ちます。初めて連絡する人にとって、どんな会社かが伝わる写真は安心材料になります。「投稿」機能では、最新情報やイベント、特典を発信できます。期間を設定しない投稿は6か月でアーカイブされるため、定期的な更新が必要です。

      情報は季節ごとに見直す

      一度入力した情報も、時間がたつと実態とずれていきます。年末年始やお盆、ゴールデンウィークの休業日は、特別営業時間として事前に登録しておきましょう。電話番号の変更や移転、サービス内容の追加があったときも、サイトとプロフィールを同じ日に更新するのが理想です。

      担当者を1人決め、四半期に1回は全項目を確認する日を決めておくと、更新漏れを防げます。複数の拠点がある会社は、拠点ごとに確認表を作っておくと便利です。

      ローカルSEO対策③口コミを集めて誠実に返信する

      口コミは、知名度の要素に直接関わります。同時に、比較検討している人が最も気にする情報でもあります。ここでは正しい集め方と返信の考え方を解説します。

      口コミの正しい集め方

      Googleは、口コミ投稿用のリンクやQRコードを顧客に案内する方法を紹介しています。中小企業で取り入れやすいのは、次のタイミングでの依頼です。

      1. 納品や工事完了の報告をするときに、口頭でお願いする

      2. お礼メールや請求書の送付時に、投稿用リンクを添える

      3. 事務所の受付や納品書にQRコードを載せておく

      4. 定期訪問の際に、満足度を聞いたうえで案内する

      大切なのは、すべての顧客に同じように依頼することです。肯定的な意見も否定的な意見もあるほうが、見込み客から信頼されやすいとGoogleも説明しています。

      やってはいけない口コミの集め方

      Googleマップのポリシーでは、次のような行為が禁止されています。違反するとプロフィールに制限がかかる可能性があります。

      • 割引や無料サービスなどの見返りと引き換えに口コミを依頼する

      • 満足していそうな顧客だけを選んで口コミを依頼する

      • 従業員や関係者に自社の口コミを書かせる

      • 実際に利用していない人に投稿を依頼する

      • 競合他社に否定的な口コミを書き込む

      「口コミを書いてくれたら次回10%引き」のような施策は、店頭でも見かけることがあります。しかし、これはポリシー上の禁止事項です。口コミの代行業者に依頼するのも同様に危険です。

      口コミへの返信の考え方

      Googleは、口コミへの返信で顧客の意見を大切にしている姿勢を示せるとしています。返信は丁寧かつ簡潔に書き、割引の押し付けは避けます。

      否定的な口コミには、感情的に反論しないことが鉄則です。事実を確認したうえで、謝るべき点は謝り、できることとできないことを説明します。投稿者の個人情報を書いたり、個人攻撃をしたりしてはいけません。詳しいやり取りは電話やメールで行うよう案内しましょう。返信は、口コミを書いた人だけでなく、これから依頼を検討する人も読んでいます。

      口コミ以外で知名度を高める方法

      Googleは、知名度の判断材料としてビジネスにリンクしているWebサイトの数も挙げています。とはいえ、リンクを買ったり、無関係なサイトに大量に載せたりするのは逆効果です。地域の会社らしく、実際の活動を通じて紹介される機会を増やしましょう。

      • 商工会議所や業界団体の会員紹介ページに正しい情報で掲載してもらう

      • 地域のイベントや清掃活動への協賛・参加を自社サイトで報告する

      • 自治体や地元メディアの取材を受けた際に記事へのリンクをお願いする

      • 取引先や協力会社と、互いの事例紹介ページで紹介し合う

      こうした活動は、検索のためだけでなく、地域での信頼づくりそのものです。結果としてWeb上の言及が増え、知名度の向上につながります。

      ローカルSEOの進め方:90日の手順と効果測定

      ここまでの施策を、どの順番で進めればよいかをまとめます。社内の担当者が通常業務と並行して進める前提で、90日を目安にしたロードマップです。

      ローカルSEOを90日で進める手順の図。現状把握、プロフィールのオーナー確認、サイトの基本修正、地域ページ作成、口コミと投稿の習慣化、毎月の振り返りの6段階。
      1. 1〜2週目:現状把握。主要な「地域名+サービス」で検索し、自社と競合の表示を記録する

      2. 2〜3週目:Googleビジネスプロフィールのオーナー確認と基本情報の入力を終える

      3. 3〜6週目:サイトのタイトル、会社概要、問い合わせ導線を直し、表記をそろえる

      4. 6〜10週目:主要な対応地域の地域ページを1〜3本作る

      5. 通年:口コミの依頼と返信、写真の追加、投稿の更新を習慣にする

      6. 毎月:数値を確認し、うまくいった施策と課題を振り返る

      現状把握は「誰が・どの地域で」検索するかから

      最初に、どんな人がどの地域から探しているかを整理します。BtoBなら購買担当者や工場長、士業なら開業を控えた個人事業主など、顧客像によって検索語句は変わります。ペルソナの作り方を参考に、顧客像を一度言葉にしておくと施策がぶれません。

      順位は検索する場所によって変わります。会社のパソコンで調べた結果と、対応地域の外れで調べた結果は同じではありません。社員の移動先や取引先の近くなど、複数の場所から確認しておくと実態がつかめます。

      見るべき数値と確認する場所

      ローカルSEOの効果は、順位だけでなく行動の数で見ます。主な数値と確認場所は次のとおりです。

      見る数値

      確認する場所

      見方のポイント

      プロフィールが表示された検索語句

      GBPのパフォーマンス

      毎月更新。狙った語句で見られているか

      通話・ルート・サイトへのクリック

      GBPのパフォーマンス

      問い合わせの手前の行動として前月と比較

      地域名を含む検索での表示と順位

      Search Console

      地域ページが表示され始めたか

      問い合わせ件数とその経路

      フォーム・電話の記録

      「何で知ったか」を必ず聞く

      Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス画面では、検索語句、通話数、ルート、Webサイトのクリックなどを確認できます。検索語句のデータは毎月更新されます。数値の整理方法はマーケティングレポートの見方も参考にしてください。

      千葉県の中小企業で考える優先順位の例

      同じローカルSEOでも、業種によって力を入れる場所は変わります。千葉県内の企業を想定して、優先順位の考え方の例を挙げます。

      • 柏市の税理士事務所:GBPの整備と口コミに加え、「柏市 会社設立」などの解説記事でサイトを強くする

      • 船橋市の外壁塗装会社:非店舗型としてサービス提供地域を設定し、地域別の施工事例ページを充実させる

      • 千葉市の金属加工会社(BtoB):加工内容ごとのサービスページを優先し、GBPは正確な情報と写真を整える

      • 松戸市の歯科医院:来店型なのでGBPの写真・営業時間・口コミ返信の比重を高くする

      千葉県全体を対象にしたSEOの考え方は千葉県版のSEO対策ガイドで詳しく紹介しています。

      ローカルSEOで失敗しやすいパターン

      最後に、よくある失敗を挙げます。始める前に確認しておくと、遠回りを防げます。

      • GBPを登録しただけで、その後の更新や口コミ対応をしていない

      • 地域名だけを変えた同じ文章のページを大量に作る

      • ビジネス名に地域名やサービス名を付け足して登録する

      • サイトとGBPで住所・電話番号・営業時間が食い違っている

      • 順位だけを追いかけ、問い合わせ数を見ていない

      ローカルSEOに関するよくある質問

      ローカルSEOは費用をかけずに始められますか?

      はい、始められます。Googleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認は無料です。自社サイトの修正も、更新できる環境があれば社内で進められます。費用がかかるのは、サイトの作り直しや記事制作、運用の外注を行う場合です。

      効果が出るまでどのくらいかかりますか?

      一概には言えません。GoogleはSEOの変更が反映されるまで数時間から数か月かかるとしています。プロフィールの情報整備は比較的早く反映されますが、口コミや知名度は時間をかけて積み上がるものです。最低でも3〜6か月は続けて、数値の変化を見るのがおすすめです。

      事務所がない(自宅が拠点の)場合でも登録できますか?

      登録できます。顧客のもとへ出向くサービスであれば、非店舗型ビジネスとして住所を表示せず、サービス提供地域を設定します。ただし、従業員が常駐しない郵送先だけの住所(バーチャルオフィス)は登録できないとガイドラインで定められています。

      対応エリアが広い場合、すべての地域で上位に出られますか?

      地図の枠では、検索した人からの距離が順位の要素になるため、拠点から遠い地域での上位表示は難しくなります。遠方の地域は、地域ページや事例記事など通常の検索結果で見つけてもらう施策を組み合わせるのが現実的です。

      MEO業者からの営業電話にはどう対応すべきですか?

      「必ず1位にできる」「Googleと提携している」といった説明には注意が必要です。Googleは金銭を受け取って順位を上げることはないと明記しています。依頼を検討する場合は、作業内容、費用、契約期間、口コミの集め方がポリシーに沿っているかを確認しましょう。

      まとめ:ローカルSEOはサイトと地図の両輪で進める

      • ローカルSEOは、地域性のある検索で自社サイトと店舗情報を見つけてもらう対策。MEOはその一部

      • Googleはローカル検索の順位要素として関連性・距離・知名度の3つを公表している

      • 自社サイトでは地域名を含むタイトル、会社情報の統一、独自性のある地域ページが基本

      • Googleビジネスプロフィールはガイドラインに沿って正確に入力し、写真や投稿で充実させる

      • 口コミは全顧客に公平に依頼し、見返りや選別をせず、誠実に返信する

      SEO対策のご相談はJIMOTOの外付けマーケチームへ

      マーケティング代行「JIMOTOの外付けマーケチーム」は、SEOの内部対策・記事制作・効果測定を含め、戦略から実行まで専門チームがまとめて引き受ける総合型のマーケティング代行です。地域の中小企業が、社内に専任者を置かずにSEOやローカル施策を進められる体制を用意しています。

      • 採用・教育は不要。相談から稼働開始まで1か月未満

      • 戦略立案から実行まで一貫体制

      • 稼働を15分単位で記録して毎週開示。使い切らなかった分は翌月に繰り越し

      • 月額30万円から(税別)

      → 料金プランや支援内容を見る(マーケティング代行サービスページ)

      → サービス資料をダウンロードする

      → 無料で相談する(お問い合わせフォーム)

      記事監修

      株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau
      代表取締役 鶴 智之(プロフィール)

      キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。前職では株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも携わる。200社以上のマーケティング支援実績と、多数の自治体案件のPM経験を持つ。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに、地域企業の成長を支援している。

      参考文献

      出典

      参照した内容

      Googleのローカル検索結果のランキングを改善するヒント(Googleビジネスプロフィールヘルプ)

      関連性・距離・知名度の定義、オーナー確認や情報充実などの推奨事項、金銭で順位を上げないこと

      Googleに掲載するビジネス情報のガイドライン(同ヘルプ)

      ビジネス名・住所・カテゴリ・電話番号・Webサイトのルール、非店舗型の扱い

      非店舗型ビジネスとハイブリッド型ビジネスのサービス提供地域を管理する(同ヘルプ)

      サービス提供地域は最大20か所、車で約2時間以内が目安

      クチコミを増やすためのヒント(同ヘルプ)

      リンクやQRコードでの依頼、返信のコツ、インセンティブの禁止

      禁止または制限されているコンテンツ(マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー)

      見返りによる口コミ依頼、選別的な依頼、利益相反のある投稿などの禁止

      LocalBusiness構造化データ(Google検索セントラル)

      必須プロパティ(name・address)と推奨プロパティ

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