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SEOコンサルとは?支援内容・費用相場・代行との違いと選び方

この記事の筆者
TANAKA YU
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauをはじめ他企業でもマーケティング活動に従事するパラレルワーカーです!今は、株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau以外の会社でもBtoBマーケターとして活躍中!BtoBマーケティングキャリア4年目!
「SEOに取り組みたいが、何から手をつければよいか分からない」「社内に担当者はいるが、方針に自信が持てない」。こうした悩みから、SEOコンサルへの依頼を検討する中小企業が増えています。ただ、SEOコンサルが具体的に何をしてくれるのか、記事制作の代行と何が違うのかは分かりにくいものです。
この記事では、SEOコンサルの支援内容、費用相場の一般的な目安、代行との違い、向いている会社、選び方を順に解説します。外注全体の費用感は「SEO外注の相場と依頼内容別の費用」で整理しているので、あわせてご覧ください。
内容は、200社以上の中小企業を支援してきた当社の経験と、Google検索セントラルなどの公的情報をもとにまとめています。
この記事でわかること
SEOコンサルとは何か、SEOコンサルタントの役割
SEOコンサルティングの主な支援内容
記事制作・運用代行との違い
SEOコンサルの費用相場(一般的な目安)
向いている会社の特徴と、失敗しない選び方
SEOコンサルとは
SEOコンサルとは、検索からの集客を増やすために、自社サイトの課題を分析し、戦略と施策の優先順位を助言する支援サービスです。
SEO(検索エンジン最適化)は、検索エンジンにページの内容を理解してもらい、検索する人に自社サイトを見つけてもらう取り組みです。基本的な考え方は「中小企業のためのSEO対策の基本」で解説しています。SEOコンサルは、このSEOを「どの順番で、何に力を入れて進めるか」を一緒に考える役割を担います。
SEOコンサルタントの役割
SEOコンサルタントの役割は、大きく分けて3つあります。
診断する:検索データやサイトの構造を調べ、課題を見つける
設計する:狙うキーワードと施策の優先順位を決める
伴走する:実行の進み具合と成果を確認し、方針を修正する
一般的に、SEOコンサルは「何をすべきか」を示すのが中心で、記事を書く、サイトを改修するといった実作業は含まれないことが多いです。実作業は社内の担当者か、別の制作会社が担います。ただし、会社によっては実行支援まで含むプランもあるため、契約前に範囲を確認しましょう。
SEOコンサルティングの主な支援内容
SEOコンサルティングの支援内容は会社によって異なりますが、主に次のような項目があります。Googleも、SEO業者のサービス例として、コンテンツや構成の見直し、技術面の助言を挙げています。キーワード調査やSEOのトレーニングも、その例に含まれます。
現状分析とサイト診断
最初に行うのが現状分析です。使うのは、Google Search Console(検索での表示回数や順位を確認できる無料ツール)のデータです。どんな検索語で表示され、どのページがクリックされているかを調べます。あわせて、サイトの構造や表示速度など技術面の課題も確認します。
技術面の課題は、テクニカルSEO(内部対策)と呼ばれる領域です。ページが検索エンジンに正しく読み込まれていないと、良い記事を書いても評価されにくくなります。
キーワード戦略とコンテンツ計画
次に、自社の顧客がどんな言葉で検索するかを調べ、狙うキーワードを決めます。そのうえで、どのページを新しく作り、どのページを改善するかの計画を立てます。中小企業では、検索数が多い言葉よりも、問い合わせにつながりやすい具体的な言葉を優先するのが一般的です。
記事やページの改善提案
既存のページや記事について、見出しの構成、情報の過不足、タイトルの付け方などを具体的に助言します。記事の書き方そのものはSEOライティングの基本で解説していますが、コンサルは「どの記事を、どの方向に直すか」を判断する役割です。
効果測定と定例会議
多くのSEOコンサルは、月1回程度の定例会議で数字を報告し、次の施策を提案します。順位や流入数だけでなく、問い合わせ数など事業の成果まで追えているかが重要です。レポートの見方はマーケティングレポートの見方も参考になります。
社内向けのトレーニング
社内の担当者向けに、SEOの基本や分析ツールの使い方を教える研修を行う会社もあります。将来的に自社で運用できるようにしたい場合は、トレーニングを含むプランが向いています。

SEOコンサルと代行(記事制作・運用代行)の違い
SEOの外注先には、コンサルのほかに「記事制作代行」や「運用代行」もあります。違いを表にまとめました。
比較項目 | SEOコンサル | 記事制作代行 | 運用代行 |
|---|---|---|---|
主な役割 | 戦略と優先順位の助言 | 記事の作成と納品 | 設計から実行までの代行 |
実作業 | 原則は社内か別会社 | 記事の制作のみ | 代行会社が担う |
社内の負担 | 実行する人が必要 | テーマ決めと確認が必要 | 情報提供と判断が中心 |
ノウハウの蓄積 | 社内に残りやすい | 残りにくい | 契約内容による |
コンサルは「考える部分」を、記事制作代行は「作る部分」を、運用代行は「考えて作る部分」をまとめて担うイメージです。社内に実行できる人がいるならコンサル、作る手が足りないなら記事制作代行、両方が足りないなら運用代行が候補になります。
どれを選ぶかの判断例
具体的な場面に当てはめると、次のように考えられます。
Web担当者が週に半日ほど記事を書ける製造業:SEOコンサルで方針を決め、社内で実行する
方針は決まっているが、書く時間がない士業事務所:記事制作代行で本数を確保する
担当者がおらず、何から始めるかも決まっていない会社:運用代行や総合型の支援を検討する
どの形を選んでも、自社の強みや顧客の声を提供するのは社内の役割です。外注先任せにせず、月1回は数字を一緒に確認する時間を確保しましょう。
なお、SEOに限らず、広告やSNSを含めたWeb集客全体の助言を受けたい場合は、Webマーケティングコンサルという選択肢もあります。
SEOコンサルの費用相場
SEOコンサルの費用は、支援の形と範囲によって変わります。以下は一般的な目安で、サイトの規模や会社によって上下します。
支援の形 | 内容 | 費用の目安(税別) |
|---|---|---|
スポット診断 | サイト診断と改善提案書の作成 | 10万〜50万円程度 |
月額の顧問型 | 月1回の定例と随時の相談 | 月10万〜30万円程度 |
伴走型(実行支援を含む) | 戦略設計に加え、施策の進行管理まで | 月30万〜50万円程度 |
社内研修 | 担当者向けの講義と演習 | 1回数万〜数十万円程度 |
大規模なサイトや、複数の事業部をまたぐ案件では、月50万円を超えることもあります。金額を比べるときは、月に何時間の稼働があるのか、定例の回数や資料の量はどれくらいかを確認しましょう。
費用が変わる主な要因
同じ顧問型でも、会社によって金額に差が出ます。主な要因は次のとおりです。
サイトの規模:ページ数が多いほど、分析にかかる時間が増えます。
業界の競争の激しさ:競合が多い分野ほど、調査と施策の量が増えます。
担当者の経験:経験豊富なコンサルタントほど、単価は高くなる傾向があります。
成果物の量:定例の頻度、レポートの詳しさ、提案書の数で変わります。
コンサル費用とは別にかかる費用
SEOコンサルの費用には、実作業の費用が含まれていないことが多い点に注意が必要です。助言を受けて記事を作る、サイトを改修するとなれば、社内の工数か、制作会社への外注費が別にかかります。予算を考えるときは「コンサル費+実行費」の合計で見積もるのが現実的です。
成果が出るまでの期間も予算に含める
Googleのスターターガイドでは、変更が検索結果に反映されるまでに数時間から数か月かかる場合があるとしています。SEOコンサルを依頼しても、すぐに問い合わせが増えるとは限りません。少なくとも半年程度は続けられる予算を確保しておくと、途中で判断を誤りにくくなります。
SEOコンサルが向いている会社・向いていない会社
SEOコンサルが効果を発揮しやすいのは、助言を受けて動ける体制がある会社です。逆に、実行する人がいない場合は、助言を受けても施策が進まず費用が無駄になりがちです。
向いている会社
Web担当者がいて、記事の作成やサイトの更新ができる
取り組んではいるが、何を優先すべきか迷っている
将来は社内でSEOを回せるようにしたい
サイトのリニューアルを控えている
Googleも、サイトの再構築や新規開設を検討している時期は、SEOの専門家に依頼する好機だとしています。リニューアル後に構造を直すより、設計段階で意見を入れたほうが手戻りが少なく済みます。
向いていない会社
社内にSEOの作業に時間を割ける人がいない
すぐに問い合わせを増やしたい(短期の成果が最優先)
実行のための費用を別に確保できない
実行する人がいない場合は、記事制作代行や運用代行のほうが成果につながりやすいでしょう。社内に担当者を育てたい場合は、マーケティング内製化の進め方も参考になります。

失敗しないSEOコンサルの選び方
SEOコンサルタントを選ぶときは、次の5点を確認しましょう。
自社の事業や顧客について、具体的に質問してくるか
施策の理由を、専門用語に頼らず説明できるか
成果の指標と測り方を、事前にすり合わせられるか
月の稼働時間や定例の回数など、支援の範囲が明確か
同じ業種や地域での支援経験があるか
注意したいSEOコンサルの特徴
Googleは「Google で一番上に掲載されることは誰にも保証できません」と明言しています。「必ず1位にします」といった順位保証や、Googleとの特別な関係を強調するコンサルには注意が必要です。
また、「記事は1万字以上必要です」など、文字数だけを基準にした助言にも気をつけましょう。Googleは、決まった文字数は存在せず、文字数を目標に書くことは避けるべきだとしています。大切なのは、読者の疑問に十分答えられているかどうかです。
Search Consoleの権限は必要な範囲だけ渡す
コンサルに分析を依頼するときは、Search Consoleのアクセス権を渡すことになります。Googleは、監査を依頼する段階では閲覧権限のみを与え、書き込み権限は与えないよう勧めています。
Search Consoleには、所有者、フルユーザー、制限付きユーザーといった権限の種類があります。外部の人には、まず制限付きユーザーかフルユーザーを付与し、所有者の権限は社内に残すのが安全です。契約が終わったら、[設定]の[ユーザーと権限]から権限を削除しましょう。
依頼前に社内で準備しておくこと
SEOコンサルの効果を高めるには、依頼する側の準備も欠かせません。次のことを事前に整理しておくと、最初の数か月を分析のやり直しに使わずに済みます。
目的と目標:問い合わせ数や資料請求数など、達成したい数字を決めておきます。
顧客像:どんな会社の、どんな立場の人に来てほしいかを言葉にします。
自社の強み:競合と比べて選ばれる理由、よく受ける質問を書き出します。
社内の体制:誰が窓口になり、誰が記事作成やサイト更新を担うかを決めます。
アカウント:Search Consoleやアクセス解析の管理者を確認しておきます。
とくに自社の強みや顧客の声は、外部のコンサルタントには用意できない情報です。Googleも、独自の情報や分析を含むコンテンツを評価の観点として挙げています。社内の知見を素直に共有するほど、助言の精度は上がります。
SEOコンサルに関するよくある質問
SEOコンサルの費用は月いくらが目安ですか?
月1回の定例と相談を中心とする顧問型なら、月10万〜30万円程度が一般的な目安です。実行支援まで含む伴走型では、月30万円を超えることもあります。実作業の費用は別にかかることが多いため、合計で予算を考えましょう。
SEOコンサルを頼めば、記事も書いてもらえますか?
一般的なSEOコンサルは助言が中心で、記事制作は含まれないことが多いです。記事制作まで任せたい場合は、制作を含むプランがあるか、別料金かを確認してください。
SEOコンサルの契約期間はどれくらいが一般的ですか?
半年から1年程度の契約が多く見られます。SEOは施策の効果が出るまで時間がかかるため、短期間では成果を判断しにくいからです。最低契約期間と解約の条件は、契約前に必ず確認しましょう。
個人のSEOコンサルタントと会社、どちらに頼むべきですか?
個人は費用を抑えやすく、担当者が変わらない利点があります。会社は複数の専門家が関わり、休止や担当の交代にも対応しやすい点が強みです。依頼したい範囲と、社内でどこまで対応できるかで選びましょう。
SEOコンサルの成果はどう判断すればよいですか?
順位だけでなく、検索からの流入数、問い合わせ数、受注数まで追うのが理想です。契約時に、何をもって成果とするかを数字で決めておくと、振り返りがしやすくなります。
まとめ:SEOコンサルは「実行できる体制」とセットで選ぶ
SEOコンサルは、課題を分析し、戦略と施策の優先順位を助言する支援サービスです。
費用は顧問型で月10万〜30万円程度が一般的な目安で、実行費は別にかかることが多いです。
コンサルは「考える部分」、記事制作代行は「作る部分」、運用代行は両方を担います。
社内に実行できる人がいる会社ほど、SEOコンサルの効果を引き出しやすくなります。
順位保証をしない、施策の理由を説明できる、権限を必要な範囲に絞るコンサルを選びましょう。
SEO対策のご相談はJIMOTOの外付けマーケチームへ
マーケティング代行「JIMOTOの外付けマーケチーム」は、SEOの内部対策・記事制作・効果測定を含め、戦略から実行まで専門チームがまとめて引き受ける総合型のマーケティング代行です。助言だけで終わらず、実行まで任せたい会社に向いています。
採用・教育は不要。相談から稼働開始まで1か月未満
戦略立案から実行まで一貫体制
稼働を15分単位で記録して毎週開示。使い切らなかった分は翌月に繰り越し
月額30万円から(税別)
→ 料金プランや支援内容を見る(マーケティング代行サービスページ)
記事監修
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau
代表取締役 鶴 智之(プロフィール)
キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。前職では株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも携わる。200社以上のマーケティング支援実績と、多数の自治体案件のPM経験を持つ。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに、地域企業の成長を支援している。
参考文献
出典 | 参照した内容 |
|---|---|
SEO業者が提供するサービスの例、依頼前の確認事項、順位保証への注意、監査時はSearch Consoleの閲覧権限のみ付与する助言 | |
変更の反映に数時間から数か月かかること、決まった文字数は存在しないこと | |
所有者・フルユーザー・制限付きユーザーの違い、外部の人の権限を削除する手順と確認トークンの注意 | |
コンテンツの自己評価の観点、文字数を目標にすることが検索エンジン優先のサインとされること |
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