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公開日:

2026/11/1

    更新日:

    2026/10/26

      定着面談の進め方|入社後1か月・3か月の1on1で使える質問例と5つのコツ

      定着面談の進め方|入社後1か月・3か月の1on1で使える質問例と5つのコツ

      この記事の筆者

      中井 寛太

      株式会社JIMOTO Marketing Share BureauでマーケティングやPRを担当。Web系の広告代理店で、ブランディングマネージャーとして活動した経験を活かし最新のトレンドやビジネス情報を執筆します。

      「辞めると言われるまで、悩んでいることに気づかなかった」。退職の申し出を受けた経営者さまや管理者の方から、よく聞く言葉です。

      退職の多くは、ある日突然決まるものではありません。小さな不安や不満が積み重なった結果です。その小さなサインに早く気づくための仕組みが、定着面談です。

      この記事では、定着面談のタイミングと目的、使える質問例、うまく進めるコツをまとめました。採用から定着までの全体像は「中小企業の採用・定着とは?集めて終わりにしない採用サイクルの作り方」で解説しています。

      • 定着面談とは何か、評価面談との違い

      • 入社後の面談のタイミングと目的

      • そのまま使える質問例

      • 定着面談をうまく進める5つのコツ

      定着面談とは

      定着面談とは、職員が職場で働き続けられるように、困りごとや気持ちを定期的に聞く面談のことです。上司と部下が1対1で話す「1on1」の形で行うことが多く、特に入社して間もない時期に効果があります。

      評価面談とは目的が違う

      評価面談は、仕事の成果を振り返り、評価を伝える場です。一方の定着面談は、本人の気持ちを聞く場です。評価の話が混ざると、職員は本音を話しにくくなります。2つは分けて行いましょう。

      上司以外が行うのも効果的

      直属の上司には言いにくいこともあります。人間関係の悩みは特にそうです。入社直後の面談は、上司以外の先輩や、経営者、人事担当者が行うのも一つの方法です。

      定着面談のタイミングと目的

      入社後の定着面談は、次のタイミングで行うのがおすすめです。

      入社後の定着面談のタイミングと目的

      入社1か月面談

      仕事の流れに慣れてきたか、困ったときに相談できる人がいるかを確かめます。この時期は、仕事そのものよりも人間関係の不安が大きいことが多いです。

      入社3か月面談

      入社前に想像していたことと違った点がないか、続けたい気持ちはどうかを聞きます。入社3か月前後は、「思っていたのと違う」と感じて辞める人が出やすい時期です。早期離職のサインと防ぎ方は「短期離職を防ぐ方法」で詳しく解説しています。

      入社半年〜1年面談

      できるようになったことを一緒に振り返り、次の目標を決めます。将来の道筋が見えることで、長く働く理由が生まれます。

      入社後の面談は、入社ガイドや教育の仕組みとセットで考えると効果が高まります。詳しくは「オンボーディングとは?」をご覧ください。

      定着面談の質問例

      定着面談で使える質問の例を紹介します。

      定着面談の質問例

      「続けたい度」を数字で聞く

      「この仕事を続けたい気持ちは、10点満点で何点くらいですか?」と数字で聞くと、本人も答えやすく、前回の面談からの変化もわかります。点数が下がっていたら、「何があると点数が上がりそうですか?」と聞いてみましょう。

      答えやすい質問から始める

      いきなり「悩みはありますか」と聞いても、なかなか本音は出てきません。仕事の慣れ具合など答えやすい質問から始め、少しずつ人間関係や気持ちの話に進めましょう。

      定着面談をうまく進める5つのコツ

      定着面談を形だけで終わらせないためのコツを紹介します。

      定着面談をうまく進める5つのコツ

      1. 日程を先に決めておく

      入社した時点で、1か月・3か月の面談日を本人に伝えておきましょう。「何かあったら言ってね」だけでは、相談のタイミングを逃してしまいます。

      2. 話しやすい場をつくる

      面談では評価の話はせず、聞くことに徹します。話を遮らず、まずは最後まで聞きましょう。

      3. 面談シートで記録する

      毎回同じ質問で聞き、答えを記録しておくと、前回との変化に気づけます。面談する人が変わっても、引き継ぎができます。

      4. 出てきた声に必ず応える

      すぐに直せることは直し、難しいことは理由を伝えます。面談で話したのに何も変わらないと、次から本音を話してもらえなくなります。

      5. 声を採用に戻す

      「想像と違った点」として多く挙がることは、求人や面接の説明に反映しましょう。入社前に伝えておけば、同じ理由での離職を減らせます。

      よくある質問

      Q. 面談の時間はどのくらいが適切ですか?

      15〜30分程度が目安です。長すぎると負担になり、続けにくくなります。

      Q. 職員が「特に問題ありません」としか言わない場合は?

      すぐに本音が出ないのは自然なことです。「最近うれしかったことは?」など前向きな質問から入ったり、面談する人を変えたりしてみましょう。回数を重ねることで、少しずつ話してもらえるようになります。

      まとめ:定着面談は「辞める前に気づく」ための仕組み

      • 定着面談は評価の場ではなく、本人の気持ちを聞く場

      • 入社1か月・3か月・半年〜1年のタイミングで行う

      • 「続けたい度」を数字で聞くと、変化に気づきやすい

      • 出てきた声には必ず応え、採用の説明にも反映する

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      (株)JIMOTO Marketing Share Bureauは、地域の中小企業の採用から定着までを支援しています。面談シートの設計から面談の進め方まで、定着の仕組みづくりをご一緒します。無料の採用・定着診断では、経営者さまへのヒアリングと公開情報から、採用のサイクルのどこで漏れているかを見立て、優先して直す課題を整理してお返しします。

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      記事監修

      株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau

      代表取締役 鶴 智之(プロフィール)

      キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。前職では株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも携わる。200社以上のマーケティング支援実績と、多数の自治体案件のPM経験を持つ。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに、地域企業の成長を支援している。

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