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短期離職を防ぐには?入社後すぐ辞める4つの原因と中小企業ができる6つの対策|JIMOTO STUDY

この記事の筆者
中井 寛太
株式会社JIMOTO Marketing Share BureauでマーケティングやPRを担当。Web系の広告代理店で、ブランディングマネージャーとして活動した経験を活かし最新のトレンドやビジネス情報を執筆します。
「入社して1か月で辞めてしまった」「試用期間中に連絡が取れなくなった」。採用にかけた時間と費用が無駄になるだけでなく、教えていた職員の負担や職場の雰囲気にも影響するのが短期離職です。
短期離職は、本人の問題として片づけられがちです。しかし多くの場合、その原因は入社前と入社直後の「ずれ」にあり、会社の仕組みで減らせるものです。
この記事では、短期離職が起きる主な原因と、中小企業が今日から取り組める対策、退職を申し出られたときの対応をまとめました。採用から定着までの全体像は「中小企業の採用・定着とは?集めて終わりにしない採用サイクルの作り方」で解説しています。
短期離職とは何か、会社への影響
短期離職が起きる主な4つの原因
短期離職を防ぐ6つの対策と、退職を申し出られたときの対応
短期離職とは
短期離職とは、入社してから短い期間で辞めてしまうことです。明確な定義はありませんが、一般的には入社後1年以内、特に3か月以内の退職を指すことが多くあります。
厚生労働省の調査では、新卒の大卒者のうち約3割が就職後3年以内に辞めており、事業所の規模が小さいほどその割合は高くなっています。詳しい数字は「離職率の計算方法と平均」で紹介しています。
短期離職が会社に与える影響
短期離職が起きると、求人や面接にかけた時間と費用が無駄になります。さらに、教えていた先輩職員の負担が増えたり、「また辞めてしまった」という空気が職場に広がったりと、残っている職員にも影響します。
短期離職が起きる主な4つの原因

1. 入社前のずれ
最も多いのが「思っていた仕事と違った」という理由です。求人や面接で、仕事の良い面ばかりを伝え、大変な点が伝わっていないと、入社後にずれが生まれます。
2. 人間関係
「誰に聞けばいいかわからない」「質問しづらい」という状況は、新人にとって大きなストレスです。教える人が決まっていない職場では、新人が孤立しやすくなります。
3. 働き方・条件
労働時間、休み、給与などが、説明されていた内容と実際で違うと、不信感から退職につながります。
4. 将来の不安
「この会社で働き続けて、どうなれるのかが見えない」という不安も、短期離職の原因になります。
短期離職を防ぐ6つの対策

1. 求人で「大変なこと」も伝える
夜勤や繁忙期、体力的にきつい場面など、合う・合わないが分かれる点は、求人の段階で正直に伝えましょう。そのうえで、それをどう支えているかを伝えると、かえって安心してもらえます。
2. 職場見学で先輩と話してもらう
面接だけでなく職場見学の機会をつくり、実際に働いている先輩と話してもらいましょう。入社前に職場の雰囲気を知ってもらうことで、ずれを減らせます。
3. 教える人と相談先を決める
入社初日に「困ったら〇〇さんへ」と、相談先を名前で伝えます。教える人を決めておくことで、新人も質問しやすくなります。
4. 入社ガイドを用意する
最初の1か月で覚えることを、週ごとにまとめた入社ガイドを用意しましょう。先の見通しが立つだけで、不安は大きく減ります。
5. 1か月・3か月で面談する
入社1か月と3か月の時点で面談を行い、困っていることや想像と違った点を聞きます。辞めたいと思う前の小さな不安のうちに拾うことが大切です。
6. 将来の道筋を示す
等級やキャリアパスを示し、「何ができれば、どうなれるか」を伝えましょう。将来が見えることで、目の前の大変さを乗り越えやすくなります。
退職を申し出られたときの対応
対策をしていても、退職の申し出を受けることはあります。そのときの対応も、次の採用を良くするために大切です。

まずは引き留めや説得をする前に、理由を最後まで聞き、記録に残しましょう。そのうえで、会社側で直せることがなかったかを考えます。辞めていく人の声は、求人の書き方や面接での説明、入社後の支え方を見直すための、最も貴重な材料です。
よくある質問
Q. 短期離職した人を採用するのはリスクですか?
前職を短期間で辞めた理由を面接で丁寧に聞き、自社で同じことが起きないかを確かめましょう。理由によっては、自社に合う人材であることも少なくありません。
Q. 試用期間中に辞められるのを防ぐには?
試用期間は、会社が見極める期間であると同時に、本人が会社を見極める期間でもあります。この期間こそ、相談先の明示と定期的な面談で手厚く支えましょう。
Q. 何から始めればいいですか?
まずは直近に辞めた人の時期と理由を書き出してみましょう。入社前のずれが多いのか、入社後の人間関係が多いのかで、優先すべき対策が見えてきます。
まとめ:短期離職は仕組みで減らせる
短期離職の多くは、入社前と入社直後の「ずれ」から生まれる
原因は、入社前のずれ・人間関係・働き方と条件・将来の不安の4つに分けて考える
大変なことも伝える、相談先を決める、1か月・3か月で面談するなど、お金をかけずにできる対策が多い
退職の申し出は、理由を聞いて記録し、次の採用に生かす
採用・定着のご相談は(株)JIMOTO Marketing Share Bureauへ
(株)JIMOTO Marketing Share Bureauは、地域の中小企業の採用から定着までを支援しています。入社ガイドや定着面談の型づくり、求人や面接での伝え方の見直しもご一緒します。無料の採用・定着診断では、経営者さまへのヒアリングと公開情報から、採用のサイクルのどこで漏れているかを見立て、優先して直す課題を整理してお返しします。
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記事監修
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau
代表取締役 鶴 智之(プロフィール)
キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。前職では株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも携わる。200社以上のマーケティング支援実績と、多数の自治体案件のPM経験を持つ。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに、地域企業の成長を支援している。
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