公開日:
2025/6/10
更新日:
2025/6/10
【具体策21選】売上を上げる方法とは?すぐに試せるアイデアと戦略の全知識 |JIMOTO STUDY

この記事の筆者
鶴 智之
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau代表取締役。キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。また前職では、株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも一部関わる。200社以上のマーケティング支援実績と数多くの自治体案件のPM経験などの実績を保有。地域の中小企業の成長こそ真なる地域活性化。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに地域の企業の成長を支援。
プロフィール:https://www.jimoto-marketing-sb.com/about/profile
- すべての基本:売上を「公式」に分解し、自社の課題を診断する
- 【客数UP編】新しいお客様・戻ってくるお客様を増やす方法
- 新規顧客を獲得する【オンライン施策】
- 新規顧客を獲得する【オフライン施策】
- 一度離れたお客様に再アプローチする方法
- 【客単価UP編】顧客一人あたりの購入金額を増やす方法
- アップセル:より上位の商品を提案する
- クロスセル:関連商品を合わせて提案する
- バンドル販売(セット販売)
- 松竹梅(3段階)の価格設定
- 【購入頻度UP編】お客様にリピーター・ファンになってもらう方法
- ポイントカード・スタンプカードの導入
- メールマガジン・LINE公式アカウントでの継続的な情報発信
- 顧客との関係性を深めるコミュニケーション
- 会員制度・コミュニティの運営
- 施策を連携させ、成果を最大化する「仕組み」作り
- まとめ:売上を上げる方法は「分解」と「実践」にある
- 売上を上げるための「戦略」と「仕組み」でお悩みなら、JIMOTOにご相談ください
「頑張っているのに、なぜか売上が伸び悩む…」
「売上を上げるために、一体何から手をつければ良いのだろうか?」
「具体的な打ち手が見つからず、焦りばかりが募っていく…」
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauの鶴です。企業の規模や業種を問わず、事業を運営するすべての方にとって、「売上」は最も重要な指標であり、同時に最も頭を悩ませる課題ではないでしょうか。その焦りと不安、痛いほどわかります。
多くの経営者様やご担当者様が、売上を上げるための「魔法の杖」や「一発逆転の秘策」を探し求めています。しかし、残念ながら、どんな状況でも必ず効く特効薬というものは存在しません。
ですが、どうかご安心ください。売上は、決して運や偶然だけで決まるものではありません。実は、売上は非常にシンプルな「公式」に分解することができ、その公式のどの部分に課題があるのかを特定し、正しい対策を打つことで、着実に向上させることが可能なのです。
この記事では、小手先のテクニックではなく、売上向上の本質を捉えるための「公式」を基に、貴社が明日からすぐに試せる具体的な方法を、戦略的な視点と共に徹底的に解説していきます。この記事が、貴社の売上向上のための確かな一歩を踏み出すきっかけとなることを、心から願っております。
すべての基本:売上を「公式」に分解し、自社の課題を診断する
まず、最も重要な考え方からお伝えします。売上とは、以下の公式で表されます。
売上 = 客数 × 客単価 × 購入頻度
このシンプルな公式こそが、売上向上のための全ての施策の出発点となります。売上が伸び悩んでいるとき、私たちはこの3つの要素の「どこ」に根本的な課題があるのかを診断する必要があります。
「客数」が足りないのか? → 新規顧客やリピート顧客が十分に訪れていない状態。
「客単価」が低いのか? → 顧客一人あたりの購入金額が少ない状態。
「購入頻度」が少ないのか? → 顧客が一度きりで、リピート購入してくれていない状態。
闇雲に施策を打つのではなく、まずは自社の状況をこの公式に当てはめ、「うちの会社は、まず客数を増やすことに集中すべきだ」「いや、客単価を上げる工夫が足りていないのかもしれない」というように、課題のボトルネックを特定すること。これが、限られたリソースを最大限に活かし、効果的な打ち手を導き出すための第一歩です。
【客数UP編】新しいお客様・戻ってくるお客様を増やす方法
客数が課題だと特定できた場合、打つべき施策は「新規顧客の獲得」と「既存(休眠)顧客の再来店促進」の2つに大別されます。
新規顧客を獲得する【オンライン施策】
SEO対策(検索エンジン最適化)
現代の顧客は、商品やサービスを探す際にまず検索します。「地域名+業種」「悩み+解決策」といったキーワードで検索された際に、自社のWebサイトが上位に表示されるように対策することで、購買意欲の高い顧客を継続的に集めることができます。
Web広告(リスティング広告・SNS広告)
SEO対策が中長期的な施策であるのに対し、Web広告は比較的短期間で成果を出しやすい手法です。特定の地域、年齢、興味関心を持つターゲットに絞って広告を配信できるため、少ない予算からでもテスト的に始めることが可能です。
SNSマーケティング(Instagram, Facebook, X, LINEなど)
SNSを活用して、自社の魅力や専門性を発信し、ファンを増やすことで、将来的な顧客を育成します。特に地域密着型のビジネスでは、地域情報と絡めた発信が顧客との強い繋がりを生み出します。
MEO対策(Googleビジネスプロフィールの最適化)
店舗や事業所を持つビジネスにとって、MEO(Map Engine Optimization)は極めて重要です。「近くの〇〇」と検索したユーザーに対して、自社の情報をGoogleマップ上で目立たせることができます。口コミへの返信や最新情報の投稿をこまめに行いましょう。
新規顧客を獲得する【オフライン施策】
チラシ・ポスティング
ターゲットとなる地域が明確な場合、チラシやポスティングは依然として有効な手法です。WebサイトへのQRコードを掲載するなど、オンラインへの導線と組み合わせることで効果が高まります。
地域イベントへの出展・協賛
地域のお祭りやイベントに参加することで、多くの地域住民と直接的な接点を持つことができます。即時の売上だけでなく、地域での認知度向上と信頼関係の構築に繋がります。
リファラル(紹介)プログラムの導入
既存の満足度の高い顧客から、新たな顧客を紹介してもらう仕組みです。「紹介者と被紹介者の両方に特典がある」といったプログラムを導入することで、口コミを促進できます。紹介経由の顧客は、成約率が非常に高い傾向にあります。
一度離れたお客様に再アプローチする方法
リターゲティング広告
一度Webサイトを訪れたものの、購入や問い合わせに至らなかったユーザーを追跡し、再度広告を表示する手法です。自社に興味を持っている可能性が高い層に、効果的に再アプローチできます。
休眠顧客への掘り起こし連絡
過去に取引があったものの、しばらく購入がない顧客リストに対して、特別なキャンペーンや新商品の案内などをメールやDMで送ることで、再購入のきっかけを作ります。
【客単価UP編】顧客一人あたりの購入金額を増やす方法
既に訪れている顧客がいるのに売上が伸びない場合、客単価を上げる施策が有効です。重要なのは、無理に高いものを売りつけるのではなく、顧客満足度を高めながら、自然な形で単価を上げることです。
アップセル:より上位の商品を提案する
顧客が購入を検討している商品よりも、ワンランク上の高価格帯商品を提案する手法です。例えば、コーヒーを注文した顧客に「プラス50円で、特別な豆を使ったプレミアムコーヒーはいかがですか?」と提案するのがアップセルです。その「差額」以上の価値やメリットを明確に伝えることが成功の鍵です。
クロスセル:関連商品を合わせて提案する
ある商品を購入した顧客に対し、それと関連性の高い別の商品を「ついで買い」してもらう手法です。例えば、パソコンを購入した顧客に、マウスやプリンター、セキュリティソフトを合わせて提案するのがクロスセルです。顧客の利便性を高める「おまとめ提案」という視点が重要です。
バンドル販売(セット販売)
複数の商品をセットにして、個別に購入するよりもお得な価格で提供する手法です。例えば、飲食店での「ランチセット」や、化粧品での「スキンケアトライアルセット」などがこれに当たります。顧客にとっての「お得感」と、店舗側にとっての「客単価向上」を両立できます。
松竹梅(3段階)の価格設定
商品を「松(高価格・高機能)」「竹(中価格・標準機能)」「梅(低価格・基本機能)」の3つの価格帯で用意する手法です。多くの人は、極端な選択を避けて真ん中の「竹」を選ぶ傾向があり(極端性の回避)、結果として平均単価が向上します。また、顧客自身に選択肢があることで、満足度も高まります。
【購入頻度UP編】お客様にリピーター・ファンになってもらう方法
一度きりの関係で終わらせず、お客様に何度も利用してもらうことは、安定した売上基盤を築く上で最も重要です。リピート購入を促す施策に力を入れましょう。
ポイントカード・スタンプカードの導入
再来店や再購入の動機付けとして、古典的ですが非常に効果的な手法です。「ポイントが貯まる」「スタンプが〇個で特典がもらえる」といった明確なメリットが、リピートを促進します。現在では、LINEなどを活用したデジタルのポイントカードも人気です。
メールマガジン・LINE公式アカウントでの継続的な情報発信
一度接点を持った顧客に対し、メールマガジンやLINE公式アカウントを通じて、定期的に有益な情報やお得なクーポン、新商品の案内などを届けます。自社のことを忘れさせず、再購入のきっかけを継続的に提供することが目的です。
顧客との関係性を深めるコミュニケーション
購入後の「お礼メール」や、誕生日月の「特別クーポン」など、顧客一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションは、顧客満足度を大きく高めます。特に小規模なビジネスでは、顧客の名前を覚えて声をかけるといった、人間味のある対応が強力な武器になります。
会員制度・コミュニティの運営
会員限定の特典や情報を提供したり、顧客同士が交流できるオンラインコミュニティを運営したりすることで、顧客の「特別感」や「所属感」を高め、熱心なファンを育成します。ファンになった顧客は、自ら口コミで魅力を広めてくれる強力な応援団となります。
施策を連携させ、成果を最大化する「仕組み」作り
これまで、売上を構成する「客数」「客単価」「購入頻度」をそれぞれ向上させるための具体的な手法をご紹介しました。しかし、最も重要なのは、これらの施策をバラバラに行うのではなく、戦略的に連携させ、持続的に成果を生み出す「仕組み」として構築することです。
例えば、
Web広告(客数UP)でランディングページに集客し、
ホワイトペーパー(客単価UPのきっかけとなる信頼構築)をダウンロードしてもらいリードを獲得、
メールマーケティング(購入頻度UP)で定期的に関係性を深め、
ウェビナー(客単価UP)で製品の価値を深く伝え、商談に繋げる。
このように、各施策が連動し、顧客をスムーズに次のステップへと導く流れを設計することが、マーケティング活動全体の成果を最大化します。
しかし、このような「仕組み」を、日々の業務に追われながら自社だけでゼロから構築し、運用していくのは容易なことではありません。戦略の立案、各施策の実行管理、データ分析と改善…これら全てを担うには、専門的な知識と多くの時間が必要です。
まとめ:売上を上げる方法は「分解」と「実践」にある
売上が伸び悩んだ時、私たちはつい焦ってしまい、即効性のある魔法のような解決策を探しがちです。しかし、本記事で解説したように、売上向上の本質は非常にシンプルです。
まず、自社の売上を「客数」「客単価」「購入頻度」という3つの要素に分解し、どこに最も大きな課題があるのかを冷静に診断すること。
そして、その課題を解決するために、自社の状況に合った具体的な手法を選択し、まずは一つでも良いので実践してみること。
この地道な「分解」と「実践」の繰り返しこそが、貴社の売上を確実に、そして持続的に向上させるための、唯一にして最強の方法論です。
売上を上げるための「戦略」と「仕組み」でお悩みなら、JIMOTOにご相談ください
「自社の課題は分かったが、具体的にどの手法から手をつければ良いか、専門家の意見が聞きたい」
「個別の施策だけでなく、売上向上に繋がるマーケティングの『仕組み』作りをサポートしてほしい」
このようなお考えをお持ちでしたら、ぜひ一度、私たち株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauにご相談ください。
私たちは、単に施策を代行するだけでなく、貴社のビジネスモデルやリソース状況を深く理解し、売上向上のボトルネックを特定した上で、最適な戦略と実行プランを「伴走型」でご支援します。
特に、マーケティングの指揮官がいない中小企業様に対し、外部のマーケティングディレクターとして、戦略立案から実行管理、改善までを一気通貫でサポートすることを得意としております。
初回のご相談は無料です。貴社が抱える売上に関するお悩みを、ぜひ私たちにお聞かせください。解決への具体的な道筋を、共に考え、見つけ出すお手伝いをさせていただきます。
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