公開日:
2025/6/27
更新日:
2025/6/27
【2025年版】ローカルマーケティング実行施策12選|地域No.1を目指す実践ガイド |JIMOTO STUDY

この記事の筆者
鶴 智之
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau代表取締役。キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。また前職では、株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも一部関わる。200社以上のマーケティング支援実績と数多くの自治体案件のPM経験などの実績を保有。地域の中小企業の成長こそ真なる地域活性化。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに地域の企業の成長を支援。
プロフィール:https://www.jimoto-marketing-sb.com/about/profile
- 施策の前に:ローカルマーケティング成功の土台となる2つの大原則
- 原則1:ターゲット顧客を徹底的に理解する
- 原則2:「オンライン」と「オフライン」を分断しない
- 【オンライン編】デジタルで商圏を攻略する実行施策
- 【オフライン編】リアルの繋がりを売上に変える実行施策
- 【応用編】オンラインとオフラインを連携させ、効果を最大化する
- QRコードの戦略的活用
- SNSでのリアルイベント告知と実況
- 店舗でのオンライン登録促進
- Web広告でのイベント集客
- 自社に合った施策の選び方と計画の立て方
- ステップ1:自社の「目的」と「リソース」を再確認する
- ステップ2:顧客との接点(カスタマージャーニー)を洗い出す
- ステップ3:インパクトの大きい施策からスモールスタートする
- ステップ4:シンプルな実行計画(アクションプラン)を作成する
- まとめ:知ることから、成果を出す「実行」へ
- ローカルマーケティングの実行でお困りなら、JIMOTOにご相談ください
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presented by JIMOTO Marketing Share Bureau
「地域のお客様にもっとお店や会社のことを知ってほしい」
「ローカルマーケティングが重要だと分かっているが、具体的に何をすれば良いのか分からない」
「チラシを撒いたり、SNSを更新したりしているが、効果がバラバラで成果に繋がっている実感がない…」
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauの鶴です。地域に根ざして事業を営む多くの経営者様、ご担当者様から、このような「実行施策」に関する切実なご相談をいただきます。
素晴らしい理念や商品、サービスがあっても、それが地域のお客様に届かなければ、ビジネスは成り立ちません。そして、成果を出すためには、やみくもに施策を打つのではなく、自社の状況と目的に合わせて、適切な施策を選択し、継続し、そして連携させるという戦略的な視点が不可欠です。
この記事では、地域での集客やブランディングを成功させるための、具体的で実践的な「実行施策」をオンライン・オフラインの両面から網羅的に解説します。さらに、それらの施策をどう選び、どう組み合わせれば効果が最大化するのか、その考え方まで踏み込んでお伝えします。
本記事が、貴社のローカルマーケティング活動における、確かな「実践書」となれば幸いです。
施策の前に:ローカルマーケティング成功の土台となる2つの大原則
具体的な施策に飛びつく前に、全ての土台となる非常に重要な2つの原則について、まずはお話させてください。この土台がしっかりしていないと、どんなに素晴らしい施策も期待した効果を発揮しません。
原則1:ターゲット顧客を徹底的に理解する
「誰に」届けたいのかが曖含まいなままでは、メッセージは誰にも響きません。「この地域に住む30代の子育て中の女性」「近隣のオフィスで働くビジネスパーソン」「週末に訪れる観光客カップル」など、ターゲット顧客の人物像(ペルソナ)を具体的に描き出しましょう。彼らが普段どこで情報を得て、何を基準にお店やサービスを選び、どのようなことに悩み、喜ぶのか。この深い顧客理解こそが、全ての施策の精度を高めるのです。
原則2:「オンライン」と「オフライン」を分断しない
現代の顧客は、スマートフォンの画面と現実世界を自由に行き来しています。Webサイトで見たお店に実際に足を運び、店舗で知った商品を後でオンラインで購入する。これが当たり前の購買行動です。したがって、マーケティング施策も「オンライン(Web)」と「オフライン(リアル)」を別々に考えるのではなく、いかにして両者をスムーズに繋ぎ、相乗効果を生み出すか、という視点が極めて重要になります。
【オンライン編】デジタルで商圏を攻略する実行施策
まずは、デジタル技術を活用して、オンライン上で地域の顧客と接点を持ち、お店やサービスへの関心を高めるための施策です。これらは、商圏内の潜在顧客に広くアプローチし、データを活用して効果測定しやすいのが特徴です。
表:オンラインローカルマーケティング実行施策
分類 | 施策名 | 概要と目的 | こんな事業者におすすめ | 最初のステップ |
【集客の基盤】 | 1. Googleビジネスプロフィール(MEO対策) | Googleマップで「地域名+業種」で検索された際に、自社の情報を上位表示させるための対策。来店に直結する最も重要な施策。 | 店舗を持つ全ての事業者(飲食店、サロン、クリニック、小売店など) | まずはGoogleアカウントでプロフィールを登録・認証し、住所、電話番号、営業時間、写真などの基本情報を100%入力する。 |
2. ローカルSEO | 自社のホームページを「地域名+キーワード」で検索された際に、上位表示させるための対策。信頼性と専門性を示す。 | 自社ホームページを持つ全ての事業者。特に工務店、士業、専門サービスなど。 | ホームページのタイトルや見出し、本文に、ターゲットとする地域名とサービス名を意識的に盛り込む。 | |
【関係構築】 | 3. SNSアカウント運用 | Instagram, Facebook, X(Twitter)などで、お店の日常や商品の魅力、地域情報を発信し、顧客との継続的な接点を持つ。 | 顧客とのコミュニケーションを重視する事業者。飲食店、美容室、小売店など。 | ターゲット顧客が最も利用しているSNSを1つ選び、アカウントを作成。まずは週に2~3回の投稿を目標にする。 |
4. LINE公式アカウント | 友だち登録してくれた顧客に対し、クーポンや新着情報などを直接メッセージで届け、リピート利用を促進する。 | リピーターを増やしたい全ての事業者。特に飲食店、サロン、小売店。 | アカウントを開設し、店頭で「友だち登録で〇〇プレゼント」といったキャンペーンを実施して、まずは友だち100人を目指す。 | |
【認知拡大】 | 5. 地域ターゲティング広告 | Facebook/Instagram広告やGoogle広告を使い、特定の地域、年齢、性別、興味関心を持つユーザーに絞って広告を配信する。 | 新規開店時やキャンペーン時など、短期的に認知度を高めたい事業者。 | 月1~3万円程度の少額予算から、店舗周辺の半径〇km以内など、エリアを絞って広告を配信してみる。 |
6. 地域情報サイト・ポータルサイトへの掲載 | 「ジモティー」や地域のフリーペーパーが運営するWebサイトなど、地域住民がよく見るポータルサイトに情報を掲載してもらう。 | より多くの地域住民の目に触れる機会を増やしたい事業者。 | 自社の商圏にある地域情報サイトを探し、掲載条件や料金を確認。まずは無料掲載プランから試す。 |
【オフライン編】リアルの繋がりを売上に変える実行施策
次に、地域でのリアルな活動を通じて、顧客との信頼関係を築き、温かみのあるファンを増やしていくための施策です。オンライン施策と組み合わせることで、その効果は飛躍的に高まります。
表:オフラインローカルマーケティング実行施策
分類 | 施策名 | 概要と目的 | こんな事業者におすすめ | 最初のステップ |
【直接アプローチ】 | 7. チラシ・ポスティング | 地域の特定のエリアに絞って、チラシやDMを配布する古典的だが強力な手法。新店舗の告知やキャンペーン案内に有効。 | 商圏が明確な店舗型ビジネス。飲食店、学習塾、リフォーム会社など。 | ターゲット顧客が誰で、何を伝えたいかを一枚の紙にまとめ、魅力的なキャッチコピーを考えることから始める。 |
【コミュニティ参加】 | 8. 地域イベントへの出展・協賛 | 地域のお祭りやマルシェ、スポーツイベントなどに出展・協賛し、多くの地域住民と直接交流し、顔と名前を覚えてもらう。 | 地域の認知度を高め、コミュニティとの繋がりを深めたい全ての事業者。 | 自社の商圏で開催されるイベントをリストアップし、出展条件や費用を確認。まずは小さなイベントから参加してみる。 |
【ファン作り】 | 9. 自社イベント・セミナー開催 | 顧客向けの感謝祭、専門知識を伝える勉強会、製品の体験会などを自社で開催し、既存顧客との関係を深め、ファンを育てる。 | 専門性を持つサービス業(士業、コンサル)、習い事教室、高単価商材を扱う企業。 | 既存顧客5~10名程度を対象とした、小規模な勉強会や体験会を企画してみる。 |
【信頼獲得】 | 10. 地域メディアへのプレスリリース | 新製品や社会貢献活動、イベント開催などのニュースを、地域の新聞やフリーペーパー、ラジオ局などに情報提供(プレスリリース)する。 | 新しい取り組みや、社会的な価値のある活動を行っている事業者。 | 自社の最新ニュースをA4一枚程度のプレスリリースにまとめ、地域のメディアリストを作成して送付してみる。 |
【連携・協力】 | 11. 近隣店舗との連携(クロスプロモーション) | 近隣の異業種の店舗と協力し、互いの顧客を紹介し合ったり、共同でキャンペーンを実施したりする。 | 全ての地域密着型事業者。特にカフェと書店、美容室とネイルサロンなど。 | 近隣の店舗の店主と積極的にコミュニケーションを取り、「一緒に何か面白いことできませんか?」と声をかけてみる。 |
【最強の施策】 | 12. 口コミ・紹介(リファラル)促進 | 満足度の高い顧客に、友人や知人を紹介してもらうよう、自然な形でお願いする仕組みを作る。 | 顧客満足度に自信のある全ての事業者。 | ポイントカードや紹介カードを作成し、「ご紹介いただくと、〇〇様にもお友達にも特典があります」と伝えてみる。 |
【応用編】オンラインとオフラインを連携させ、効果を最大化する
これまで紹介した施策は、それぞれ単独でも効果がありますが、オンラインとオフラインを戦略的に連携させることで、その効果は何倍にも増幅します。
QRコードの戦略的活用
チラシやポスター、ショップカードといったオフラインのツールに、QRコードを印刷しましょう。これをスマートフォンで読み取ってもらうことで、Webサイトの特定のページ、LINE公式アカウントの友だち追加画面、SNSアカウントなどに直接誘導できます。オフラインで興味を持った顧客を、オンラインでの継続的な関係構築に繋げるための強力な架け橋です。
SNSでのリアルイベント告知と実況
地域イベントへの出展や自社セミナー開催といったオフラインの活動を、SNSで事前に告知し、集客に繋げます。さらに、イベント当日の様子を写真や動画でリアルタイムに発信することで、会場の熱気を伝え、参加できなかった人々の興味も惹きつけ、次回の参加へと繋げることができます。
店舗でのオンライン登録促進
来店してくれたお客様に対し、その場でLINE公式アカウントへの友だち登録や、メールマガジンへの登録を促しましょう。「今ご登録いただくと、本日のデザート一品サービスします!」といった、その場で得られるメリットを提示するのが効果的です。これにより、一度きりのお客様を、継続的にコミュニケーションが取れる「見込み客リスト」へと転換できます。
Web広告でのイベント集客
地域で開催するセミナーやワークショップ、店舗の記念イベントなど、オフラインのイベント集客に、地域ターゲティング広告を活用します。特定の地域に住む、特定の興味関心を持つ層に絞って広告を配信することで、チラシなどよりも効率的に、かつ低コストでイベントの参加者を集めることが可能です。
自社に合った施策の選び方と計画の立て方
数ある施策の中から、何から手をつければ良いのでしょうか。闇雲に始めるのではなく、以下のステップで計画を立てることが重要です。
ステップ1:自社の「目的」と「リソース」を再確認する
まず、「何のためにローカルマーケティングを行うのか」という目的を明確にします。「新規顧客を増やしたいのか」「リピート客を増やしたいのか」「ブランドの認知度を高めたいのか」。目的によって、選ぶべき施策は変わります。同時に、使える予算、人員、時間といった自社のリソースを正直に見つめ直しましょう。
ステップ2:顧客との接点(カスタマージャーニー)を洗い出す
ターゲット顧客が、自社の商品やサービスを認知し、興味を持ち、実際に利用し、そしてリピーターになるまでの道のり(カスタマージャーニー)を想像してみましょう。そして、それぞれの段階で、顧客はどのような情報に触れているか、どのような接点があるかを洗い出します。これにより、どの段階を強化すべきか、どの施策が効果的かが見えてきます。
ステップ3:インパクトの大きい施策からスモールスタートする
洗い出した施策の中から、自社の目的に対して最も「インパクト(効果)が大きい」と考えられ、かつ「実行しやすい」ものから、1つか2つに絞ってスモールスタートしましょう。最初から完璧を目指す必要はありません。まずは行動を起こし、小さな成功体験を積むことが大切です。
ステップ4:シンプルな実行計画(アクションプラン)を作成する
選んだ施策について、「いつまでに」「誰が」「何を」するのかを具体的に書き出した、シンプルな実行計画を作成します。壮大な計画は不要です。向こう1ヶ月、あるいは3ヶ月でやるべきことを明確にすることが、継続的な活動に繋がります。
まとめ:知ることから、成果を出す「実行」へ
ローカルマーケティングの成功は、どれだけ多くの施策を知っているかではありません。自社の状況と顧客を深く理解し、最適な施策を選択し、そして何よりも、粘り強く「実行」し、改善し続けることに尽きます。
この記事でご紹介した多様な施策は、貴社のビジネスを地域で輝かせるための武器です。しかし、武器は持っているだけでは意味がありません。実際に手に取り、使い、磨き上げていくことで、初めてその真価を発揮します。
まずは、最も効果的だと思える一つの施策からで構いません。今日から、明日から、具体的な第一歩を踏み出してみてください。その小さな行動の積み重ねが、やがて地域で圧倒的に愛される、力強いビジネスを築き上げるはずです。
ローカルマーケティングの実行でお困りなら、JIMOTOにご相談ください
「やるべきことは分かったが、日々の業務に追われて実行する時間がない…」
「どの施策が自社に最適なのか、専門家の客観的な意見が聞きたい」
「戦略立案から実行まで、伴走してくれるパートナーが欲しい」
このような課題をお持ちでしたら、ぜひ一度、私たち株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauにご相談ください。
私たちは、地域に根ざす中小企業・小規模事業者の皆様のマーケティング活動を、戦略立案から具体的な施策の実行支援、効果測定、そして改善まで、ワンストップでサポートする専門家集団です。
まずは無料相談にて、貴社のビジネスの現状と、集客に関するお悩みをお聞かせください。私たちが客観的に状況を分析し、貴社にとって最も効果的な、明日から始められる「最初の一手」を一緒に考えます。
BtoBセールスマーケティングについて、何かご不明なことがありましたら、お問い合わせください。
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