公開日:
2025/4/9
更新日:
2025/7/19
MQLとSQLとは?違いを理解&成果を出すリード創出テクニック【BtoBマーケ基礎】 |JIMOTO STUDY

この記事の筆者
鶴 智之
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau代表取締役。キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。また前職では、株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも一部関わる。200社以上のマーケティング支援実績と数多くの自治体案件のPM経験などの実績を保有。地域の中小企業の成長こそ真なる地域活性化。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに地域の企業の成長を支援。
プロフィール:https://www.jimoto-marketing-sb.com/about/profile
- 1.「MQL」と「SQL」の明確な定義を理解する
- まずは基本から:「リード」とは?
- MQL (Marketing Qualified Lead) とは?
- SQL (Sales Qualified Lead) とは?
- 【重要】MQLとSQLの決定的な違いとは? 一覧で比較
- 成果に繋がる!効果的な「MQL創出」テクニック
- MQLをSQLへ!商談につながる「SQL創出」テクニック
- なぜMQL・SQLの定義と運用がビジネスの成果を左右するのか?
- まとめ:MQLとSQLを理解し、マーケティング・営業活動を加速させよう
- 2. 株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauができること
- 3. まずは無料相談から

1.「MQL」と「SQL」の明確な定義を理解する
「最近よく聞くMQLやSQLって、具体的にどう違うの?」 「リードは集まるけど、なかなか商談に繋がらない…」 「マーケティング部門と営業部門で、見込み客の認識がズレている気がする…」
こんにちは。株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauの代表、鶴 智之(代表プロフィール)です。BtoBマーケティングに取り組む中で、「MQL」や「SQL」という言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか? これらは、見込み客(リード)の状態を定義し、マーケティングと営業の連携をスムーズにする上で非常に重要な概念です。
しかし、両者の違いや役割を正しく理解し、効果的に活用できている企業は、まだ多くないのが実情かもしれません。
この記事では、BtoBマーケティングの成果を左右する「MQL」と「SQL」の明確な定義と違い、そしてそれぞれのリードを効果的に創出するための具体的なテクニックについて、基礎から分かりやすく解説していきます。
まずは基本から:「リード」とは?
MQL・SQLを理解する前に、前提となる「リード」について確認しましょう。リードとは、自社の製品やサービスに何らかの興味を示し、将来的に顧客になる可能性のある「見込み客」のことです。展示会で名刺交換した人、Webサイトから資料請求した人、セミナーに参加した人などが該当します。
しかし、これらのリードすべてが、すぐに商談に進めるわけではありません。興味の度合いや購買意欲の高さは、リードごとに大きく異なります。そこで重要になるのが、リードを段階に応じて分類し、適切なアプローチを行うことです。その分類の鍵となるのが、MQLとSQLなのです。
MQL (Marketing Qualified Lead) とは?
MQLとは、「Marketing Qualified Lead」の略で、日本語では「マーケティング活動によって創出された、将来的に顧客になる可能性が高いと判断された見込み客」と訳されます。
具体的には、以下のようなアクションを起こしたリードがMQLと定義されることが多いです。
Webサイトから特定の資料(ホワイトペーパー、導入事例集など)をダウンロードした
セミナーやウェビナーに参加登録・視聴した
特定のWebページ(価格ページ、機能詳細ページなど)を複数回閲覧した
メルマガを継続的に開封・クリックしている
これらの行動は、製品やサービスに対する一定の興味・関心を示しています。しかし、現時点ですぐに購入を検討しているとは限りません。「情報収集中」「比較検討の初期段階」といったケースが多いのがMQLの特徴です。
MQLは、マーケティング部門が様々な施策を通じて創出し、「もう少し育成すれば有望そうだ」と判断して、インサイドセールス部門や営業部門へ引き渡す対象となります。
SQL (Sales Qualified Lead) とは?
SQLとは、「Sales Qualified Lead」の略で、「営業活動(商談)に進む準備ができた、購買意欲が高いと判断された見込み客」を指します。
MQLが「興味・関心」の段階であるのに対し、SQLはより具体的な「購買意欲」を示しています。SQLと判断される基準は企業によって異なりますが、一般的には以下のような状態のリードを指します。
具体的な製品デモや、サービス導入に関する相談を希望している
見積もり依頼があった
営業担当者との打ち合わせ(商談)が設定された
BANT条件(Budget:予算、Authority:決裁権、Need:必要性、Timeframe:導入時期)の一部または全部が確認できた
SQLは、多くの場合、マーケティング部門から引き渡されたMQLに対して、インサイドセールス部門などが電話やメールでヒアリングを行い、具体的なニーズや導入意欲を確認した上で認定されます。SQLと認定されたリードは、いよいよ営業担当者(フィールドセールス)が直接アプローチし、商談を進めていく対象となります。
【重要】MQLとSQLの決定的な違いとは? 一覧で比較
MQLとSQLの違いを整理すると、以下のようになります。
比較項目 | MQL (Marketing Qualified Lead) | SQL (Sales Qualified Lead) |
|---|---|---|
リードの状態 | 製品・サービスへの「興味・関心」が高い | 製品・サービスへの「購買意欲」が高い |
段階 | 購買プロセスの比較的初期段階 | 購買プロセスの比較的後期段階、商談に近い |
主な判断基準 | Web行動履歴、資料DL、セミナー参加等の「エンゲージメント」 | 具体的なニーズ、予算、導入時期、決裁権等の「BANT情報」など |
主な創出/認定部署 | マーケティング部門 | インサイドセールス部門、営業部門 |
次のアクション | 継続的な情報提供(ナーチャリング)、インサイドセールスによるヒアリング | 営業担当者による商談、デモ、提案 |
質と量 | SQLより量は多いが、質(確度)は様々 | MQLより量は少ないが、質(確度)が高い |
重要なのは、MQLからSQLへの「流れ」を意識することです。 すべてのリードがいきなりSQLになるわけではありません。多くの場合、マーケティング活動でMQLを創出し、その中から有望なリードを育成・選別してSQLへと転換させていく、というプロセスを辿ります。
この違いを理解せずに、まだ購買意欲の低いMQLに対して強引な営業アプローチをかけたり、逆に購買意欲の高いSQLを放置してしまったりすると、貴重な商談機会を失い、マーケティング・営業活動全体の非効率化を招いてしまいます。
成果に繋がる!効果的な「MQL創出」テクニック

では、将来の顧客候補となるMQLを増やすには、どうすれば良いのでしょうか? 主なテクニックをご紹介します。
価値あるコンテンツの提供(コンテンツマーケティング): ターゲット顧客の課題解決に役立つブログ記事、調査レポート、ノウハウ資料、導入事例などを制作・公開し、ダウンロードや閲覧と引き換えにリード情報を獲得します。SEO対策により、検索エンジンからの流入を増やすことも重要です。
ウェビナー・オンラインセミナーの開催: 専門的なテーマでセミナーを開催し、参加登録を通じて質の高いリードを獲得します。ライブでのQ&Aは、参加者の関心を高める良い機会です。
ターゲットを絞ったWeb広告: リスティング広告やSNS広告を活用し、特定の属性や興味関心を持つ層に直接アプローチ。魅力的なオファー(資料請求、セミナー案内など)を提示したランディングページへ誘導します。
Webサイトの最適化(CRO): Webサイト内の導線を改善し、資料請求や問い合わせフォームへの入力を促すCTA(Call to Action)ボタンを分かりやすく設置します。
メールマーケティング: 既存のリードリストに対し、定期的に価値ある情報をメルマガで配信。クリックや開封状況から関心の高いリードを特定します。
リードスコアリングの活用: マーケティングオートメーション(MA)ツールなどを活用し、リードの属性情報や行動履歴に基づいてスコアリング(点数付け)。一定スコア以上のリードをMQLとして自動的に抽出します。
これらの施策を通じて、自社に興味・関心を持つMQLを着実に増やしていくことが、BtoBマーケティングの第一歩です。
MQLをSQLへ!商談につながる「SQL創出」テクニック
MQLを創出するだけでは、売上には繋がりません。MQLの中から真に購買意欲の高いSQLを見つけ出し、営業へ繋げるプロセスが不可欠です。
効果的なリードナーチャリング(育成): 獲得したMQLに対し、すぐに売り込むのではなく、メールやコンテンツ提供を通じて継続的に関係性を構築。役立つ情報を提供し続けることで、徐々に購買意欲を高めていきます。MAツールを活用したシナリオ設計が有効です。
タイムリーなインサイドセールス活動: MQLに対して、電話やメールでインサイドセールスがアプローチ。単なる売り込みではなく、相手の課題や状況をヒアリングし、情報提供を通じて関係を深めます。この対話の中で、ニーズの具体性や導入意欲(BANT情報など)を確認します。
明確なSQL定義と基準の運用: どのような状態のリードをSQLとするのか、マーケティング部門と営業部門が共同で明確な基準を定義し、合意することが極めて重要です。定義した基準に基づき、インサイドセールスは客観的にSQL認定を行います。
魅力的な「次のステップ」の提示: リードの関心が高まったタイミングで、「個別相談会」「無料診断」「製品デモンストレーション」など、具体的な検討段階に進むための魅力的なオファーを提示します。
マーケティングと営業の連携強化(Smarketing): MQLからSQLへのスムーズな引き渡しルール、フィードバックの仕組みを構築します。営業担当者は、引き渡されたSQLの質についてマーケティングへフィードバックし、マーケティングはそれを受けて施策を改善する、という連携ループが重要です。
CRM/MAツールの活用: リード情報、対応履歴、ステータスなどを一元管理し、部門間の情報共有を円滑にします。適切なタイミングでのフォローアップ漏れを防ぎ、効率的なリード管理を実現します。
SQLの創出は、単なる「絞り込み」ではなく、MQLとの継続的なコミュニケーションを通じた「育成」と「見極め」のプロセスなのです。
なぜMQL・SQLの定義と運用がビジネスの成果を左右するのか?
MQLとSQLを明確に定義し、それぞれの段階に応じた適切なアプローチを設計・運用することは、BtoBビジネスの成果に直結します。
営業効率の向上: 営業担当者は、確度の高いSQLに集中できるため、無駄なアプローチが減り、成約率が向上します。
マーケティングROIの改善: マーケティング活動がどれだけ質の高いMQL、そして最終的なSQL(売上)に貢献しているかを可視化でき、投資対効果を測りやすくなります。
部門間連携の円滑化: マーケティングと営業が共通言語(MQL/SQLの定義)を持つことで、認識のズレを防ぎ、スムーズな連携が実現します。
顧客体験の向上: リードの状況に合わせた適切な情報提供やアプローチにより、顧客はストレスなく購買プロセスを進めることができます。
私たちJIMOTO Marketing Share Bureauでは、クライアント企業様が自社に最適なMQL・SQLの定義を策定し、それを基にしたデマンドジェネレーションの仕組み(デマンドセンター) を構築・運用するご支援も行っています。
まとめ:MQLとSQLを理解し、マーケティング・営業活動を加速させよう
MQLとSQLは、単なるマーケティング用語ではありません。BtoBにおける見込み客の状態を正しく把握し、マーケティングと営業が連携して成果を最大化するための重要な指標であり、共通言語です。
MQL: マーケティングによって創出された「興味・関心」段階のリード。
SQL: 営業がアプローチすべき「購買意欲」の高いリード。
この違いを明確に理解し、それぞれのリードを効果的に創出・育成・転換していく仕組みを構築することが、BtoBビジネス成長の鍵となります。
「自社のMQL/SQL定義が曖昧だ…」 「リードはいるが、SQLに繋がらない…」 「マーケティングと営業の連携を強化したい…」
もし、このような課題をお持ちでしたら、ぜひ一度、私たちにご相談ください。貴社の状況に合わせた具体的な改善策や、リードジェネレーション・ナーチャリング戦略の立案をサポートさせていただきます。
2. 株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauができること
私たち、株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauは、「地域企業の成長なくして真なる地域活性化なし」をミッションに掲げ、地域の中小企業のBtoBマーケティングを支援しています。
BtoBマーケティング組織代行: 貴社のマーケティング部門の一員として、戦略立案から実行、効果測定まで、一連のプロセスを支援します。
Webサイト制作・運用: 貴社のビジネス目標達成に貢献するWebサイトを制作し、継続的な運用・改善をサポートします。
コンテンツマーケティング支援: 顧客の課題解決に役立つコンテンツを制作し、WebサイトやSNSで発信することで、リード獲得につなげます。
インサイドセールス支援: 電話やWeb会議システムなどを活用し、効率的な営業活動を支援します。
3. まずは無料相談から
「うちの会社でBtoBマーケティングを始めるには、何から手を付ければいいんだろう?」
まずは私たちにご相談ください!!
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