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公開日:

2025/6/22

    更新日:

    2025/6/22

      「新規営業がうまくいかない」9割の人が陥る5つの原因と、明日から成果を出すための方法|JIMOTO STUDY

       「新規営業がうまくいかない」9割の人が陥る5つの原因と、明日から成果を出すための方法

      この記事の筆者

      鶴 智之

      株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau代表取締役。キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。また前職では、株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも一部関わる。200社以上のマーケティング支援実績と数多くの自治体案件のPM経験などの実績を保有。地域の中小企業の成長こそ真なる地域活性化。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに地域の企業の成長を支援。

      プロフィール:https://www.jimoto-marketing-sb.com/about/profile

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      「頑張って電話をかけても、担当者に繋がることさえない」

      「やっと取れたアポイントで商談はするものの、全く手応えがなく、次のステップに進めない」

      「断られ続けることに、心が折れそうだ。自分は営業という仕事に向いていないのかもしれない…」

      企業の成長の生命線である「新規開拓営業」。その最前線で、このような出口の見えないトンネルの中にいるような、苦しい思いをされている経営者様、営業責任者様、そして現場の担当者様は、決して少なくありません。

      まず、私がこれまで多くの企業様をご支援する中で確信していることを、最初にお伝えさせてください。

      新規営業がうまくいかないのは、決してあなたの能力や努力が足りないからではありません。ほとんどの場合、その原因は「自社の状況に合っていない、間違った地図を手に、暗闇の中をがむしゃらに進んでいる」ことにあります。

      この記事は、精神論や小手先の営業テクニックを羅列するものではありません。なぜあなたの新規営業がうまくいかないのか、その根本的な原因を客観的に診断し、明日から何をすべきか、具体的な改善への最短ルートを描くための「方法」です。

      この記事を最後までお読みいただければ、新規開拓への漠然とした不安が、確信に満ちた次の一歩を踏み出すための勇気に変わることをお約束します。

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      多くの営業が陥る「手法(What)」ばかりに目を向ける罠

      「テレアポとメール営業、どちらが効果的ですか?」「SNSでアプローチすべきでしょうか?」といった、具体的な「手法(What)」に関するご質問をよくいただきます。しかし、成果が出ない本当の原因は、多くの場合、手法そのものではなく、その手前にある「戦略(Why, Who, What)」が欠落していることにあります。

      どの山に登るかも、なぜ登るかも決めずに、最新の登山グッズの使い方ばかりを学んでいる状態を想像してみてください。それでは、目的地にたどり着くことはできません。まずは、自社の営業活動全体を俯瞰し、どこに問題があるのかを冷静に分析することが不可欠です。

      【自己診断】新規営業を分解する「5つの重要領域」チェックリスト

      新規営業は、一本の長い道のりのようなものです。このプロセスを「戦略・準備」「アプローチ」「ヒアリング・価値提案」「クロージング・関係継続」「活動管理・マインドセット」という5つの重要領域に分解し、それぞれの領域で貴社が正しく機能しているかを確認するためのチェックリストをご用意しました。

      ぜひ、ご自身の状況と照らし合わせて、客観的に診断してみてください。

      重要領域

      チェックすべき項目(具体的な問い)

      「うまくいかない」典型的な症状

      1. 戦略・準備(航海の前の地図と羅針盤)

      ・自社にとっての「理想の顧客」は、どのような企業・担当者か明確に言語化できるか?・競合他社と比較した際の、自社の「独自の強み」や「提供価値」を明確に説明できるか?・具体的な数値目標(例:月間の有効商談数、受注件数など)が設定され、チームで共有されているか?

      ・誰にアプローチして良いかわからない。・商談で自社の魅力を伝えきれない。・日々の活動が場当たり的になっている。

      2. アプローチ・接点創出(最初の出会い方)

      ・ターゲット顧客や商材の特性に合ったアプローチ手法(電話、メール、SNS、紹介など)を選択できているか?・相手にとって「話を聞く価値がある」と思わせる、魅力的な切り口やトークスクリプト、メール文面を用意できているか?・アプローチするリストは、精査され、優先順位がつけられているか?

      ・電話をかけてもすぐに断られる。・メールの返信が全くない。・アポイントの獲得数が絶対的に少ない。

      3. ヒアリング・価値提案(相手を理解し、価値を伝える)

      ・商談の場で、自社の製品説明ばかりにならず、相手の課題やニーズを深く「聞く」ことに時間を割いているか?・ヒアリングした課題に対し、自社の製品・サービスが「どのように貢献できるか」を、相手の言葉で具体的に説明できているか?・単なる機能紹介ではなく、導入後の未来像や成功イメージを共有できているか?

      ・商談はするものの、手応えがなく「検討します」で終わる。・「良い製品だけど、うちには必要ない」と言われる。・価格競争に陥ってしまう。

      4. クロージング・関係継続(関係を次に繋げる)

      ・商談の最後に、次のアクション(見積もり提出、次回日程の確定など)を明確に設定できているか?・一度断られた相手や、すぐに決まらなかった相手に対して、継続的に関係を維持する仕組みがあるか?・失注した際に、その理由を分析し、次の活動に活かしているか?

      ・「検討します」と言われた後、連絡が途絶える。・一度断られたら、そこで関係が終わってしまう。・同じような理由で失注を繰り返している。

      5. 活動管理・マインドセット(行動を止めないエンジン)

      ・日々の営業活動(架電数、商談数など)を記録・可視化し、客観的に振り返ることができているか?・「断られるのはプロセスの一部」と捉え、精神的な落ち込みを乗り越える工夫をしているか?・成功事例やうまくいったやり方をチーム内で共有し、学び合う文化があるか?

      ・一日の終わりに「今日は何も進まなかった」と無力感に襲われる。・断られることへの恐怖心から、行動が鈍くなっている。・モチベーションが上がらず、営業活動が続かない。

      いかがでしたでしょうか。もし、いずれかの領域で「できていない」項目が多ければ、そこが貴社の新規営業における最大のボトルネックである可能性が高いと言えます。

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      【原因別】成果を出すための具体的な方法

      診断で明らかになった課題の領域ごとに、明日から実践できる具体的な改善策、つまり「方法論」を提示します。

      方法①:「誰に売るか」を明確にする戦略・準備の再構築

      準備不足は、全ての失敗の源流です。まずは営業活動を一旦止め、自社の「理想の顧客像(ICP/ペルソナ)」を徹底的に言語化しましょう。既存の優良顧客はなぜ自社を選んでくれたのか、その共通点を分析します。次に、その顧客が抱える課題に対し、自社が提供できる独自の価値は何かを明確にします。この「誰に、何を、なぜ提供するのか」という戦略の軸が定まるだけで、その後の全てのアプローチの精度が格段に向上します。

      方法②:ターゲットに合わせたアプローチ手法の最適化

      全ての顧客に響く万能なアプローチ手法は存在しません。例えば、IT業界の若手担当者にアプローチするならLinkedInやX(旧Twitter)での情報収集と接触が有効かもしれません。一方で、地域の建設業の社長がターゲットなら、業界紙への広告や、信頼できる人からの紹介の方が響く場合もあります。先の診断で見えたターゲットの特性に合わせ、最も効果的な手法にリソースを集中させましょう。

      方法③:「売り込み」から「課題解決」への価値提案シフト

      商談の主役は、あなたやあなたの製品ではなく、あくまで「顧客」です。自社製品の機能(Feature)を語る前に、まずは顧客の状況や課題を深くヒアリングし、その課題が解決されることで得られる具体的な利益(Benefit)を提示しましょう。顧客が「この人は、自分のことを理解し、問題を解決してくれるパートナーだ」と感じた時、初めてあなたの言葉は心に響き、価格以上の価値を感じてもらえるようになります。

      方法④:商談後のフォローと継続的な関係構築

      新規営業において、一度の商談で即決されるケースは稀です。「検討します」と言われた後、あるいは一度断られた後こそ、真価が問われます。すぐに決まらなかった相手を、簡単な顧客リスト(Excelやスプレッドシートで可)で管理し、月に一度でも良いので、業界の役立つ情報や自社の取り組みなどを伝える簡単なメールを送るなど、関係を途切れさせない工夫をしましょう。この地道な関係構築が、数ヶ月後に大きな成果となって返ってくることがあります。

      方法⑤:行動を止めないための活動管理とマインドセット

      新規営業は、精神的な消耗が激しい活動です。だからこそ、自身の行動を客観的に管理し、心を健全に保つ工夫が必要です。日々の活動量を記録し、ゲーム感覚で目標をクリアしていく。大きな受注目標だけでなく、「今日は新しい担当者と3人話す」といった、自分でコントロール可能な小さな行動目標を立てて達成感を得る。そして何より、うまくいったことも、いかなかったことも、チームで共有し、一人で抱え込まない。このセルフマネジメントとチームの文化が、継続的な行動のエンジンとなります。

      個人の頑張りから「仕組み」で勝つ営業へ

      ここまで、個人のスキルや行動を改善するためのアプローチを中心にお話ししました。しかし、根本的に、そして持続的に新規営業の成果を高めていくためには、個人の頑張りだけに依存する体制から脱却し、組織として「仕組み」で勝つという視点へのシフトが不可欠です。

      なぜ「仕組み化」が重要なのか?属人化からの脱却

      特定のトップセールスの個人的なスキルや経験に依存した営業組織は、その人がいなくなれば機能不全に陥るという、非常に脆弱な構造をしています。営業活動のプロセスやノウハウを標準化し、チームの誰もがある一定水準以上の成果を出せるように「仕組み化」することで、組織は安定し、持続的な成長が可能になります。

      マーケティングと営業の連携が生み出す好循環

      その「仕組み化」の核となるのが、マーケティングと営業の連携です。マーケティング部門(あるいはその機能)が、Webサイトやコンテンツを通じて広く見込み客を集め(集客)、メールマガジンやウェビナーなどを活用してその見込み客の購買意欲を高めて育成し(ナーチャリング)、十分に温度感が高まった質の高い見込み客だけを、営業部門にパスする。この分業体制こそが、現代の効率的な営業の理想形です。

      この連携が実現すれば、営業担当者は確度の高い商談に集中でき、成約率は劇的に向上します。一方でマーケティングは、営業からのフィードバックを得て、施策の精度をさらに高めることができます。この好循環が、組織としての新規開拓力を飛躍させるのです。

      私たち株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauは、この「仕組み作り」こそが、外部の専門家が最も貢献できる領域だと考えています。

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      まとめ:新規営業が「うまくいかない」から「うまくいく」に変わる瞬間

      新規営業がうまくいかないのには、必ず明確な原因があります。そして、その原因を正しく特定し、適切な「方法」を施せば、状況は必ず改善できます。

      重要なのは、小手先のテクニックに振り回されるのではなく、自社の戦略を明確にし、顧客中心の価値提案を行い、そしてそれらの活動を支える再現性のある「仕組み」を構築することです。これが、新規営業が「うまくいかない」苦しい状態から、「うまくいく」充実した状態へと変わるための、本質的な解決策です。

      もし、この記事を読んでも、自社の課題が特定できない、あるいは仕組み作りをどこから始めれば良いか分からないと感じるならば、一人で抱え込まず、専門家の力を借りることも、成長への時間を短縮するための賢明な選択と言えるでしょう。

      新規営業の課題、私たちにご相談ください

      「新規営業の壁にぶつかり、何から手をつければ良いか分からず悩んでいる」

      「個人の頑張りだけに頼るのではなく、会社として成果を出す『営業の仕組み』をゼロから構築したい」

      このようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度、私たち株式会社JIMOTO Marketing Share Bureauにご相談ください。

      私たちは、単に営業テクニックを教えるコンサルティングではありません。貴社のビジネス、商材、ターゲット顧客、そしてリソース状況を深く理解した上で、マーケティングと連携した「新規開拓がうまくいく仕組み」作りを、戦略立案から実行支援、組織構築まで伴走型でサポートいたします。

      まずは無料相談にて、貴社の新規営業に関する課題をお聞かせください。解決の糸口を、私たちが一緒に探します。「うまくいかない」を「うまくいく」に変えるための力強い一歩を、ぜひ私たちと共に踏み出しましょう。

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