公開日:
2024/4/3
更新日:
2025/3/3
小さな組織(中小企業)が実践すべきセールス活動~デマンドセンター構築~|JIMOTO STUDY

この記事の筆者
鶴 智之
株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau代表取締役。キャリアを通してBtoBマーケティングのクライアントワークに従事。また前職では、株式会社Resorzの取締役を務め、海外ビジネス支援事業にも一部関わる。200社以上のマーケティング支援実績と数多くの自治体案件のPM経験などの実績を保有。地域の中小企業の成長こそ真なる地域活性化。「マーケティングで地域を元気に」をモットーに地域の企業の成長を支援。
プロフィール:https://www.jimoto-marketing-sb.com/about/profile
多くの企業は、営業で課題が発生すると「リード創出が足りないからテレアポだ」「受注率が低いからセールス採用だ」とアウトソーシングor採用に解決策を見出すケースが少なくありません。しかしながら、その解決策で解決できたことはほとんどないのではないでしょうか?どんなに「良い車」を買っても「道路」が整理をされていなければ、上手く走れません。
今回の記事では、需要を定常的に創り出す組織の在り方について解説いたします。

1. デマンドセンターとは
デマンドセンターは、市場での需要を創出し、その需要をビジネスチャンスに変換することを目的とした機能のことを指します。特にBtoB市場においては、顧客のニーズを理解し、それに応えるソリューションを提供することが不可欠です。デマンドセンターは、マーケティングとセールスの活動を統合し、顧客との接点を増やすことで、市場における潜在的な需要を見つけ出し、具体的な商談へと繋げていきます。
BtoBのセールスマーケティング活動を効率化するという視点で、中小企業がもっとも取り組むべき活動と言えるでしょう。
2. デマンドセンターの要素
デマンドセンターを構成する要素には、大きく分けて以下の4つがあります。
- 接点の作成:リードジェネレーション
顧客との最初の接触点を作ること。これにはオンラインマーケティング、イベントの開催、ウェビナーなどが含まれます。
- 興味・関心の育成:リードナーチャリング
顧客に対して有用な情報を提供し、製品やサービスに対する興味や関心を高めます。コンテンツマーケティングやEメールマーケティングがここに該当します。
- 比較・検討の促進:リードクオリフィケーション
顧客が他の選択肢と比較検討する際に、自社製品の価値を明確に伝え、選ばれるようにします。
- 注文への移行:
セールスチームが介入し、具体的な商談を進め、成約へと導きます。
3. 小さな組織で実践すべきこと
小さな組織では、限られたリソースを最大限に活用することが重要です。デマンドセンターの概念を小規模で実践するには、以下の点に注力すると良いでしょう。
- 焦点を絞った市場の選定:ターゲット戦略
自社の製品やサービスが最も価値を提供できるターゲット市場に焦点を絞ります。
- コンテンツマーケティングの活用:コンテンツマップの生成
質の高いコンテンツを作成し、SEO(検索エンジン最適化)を駆使してオンラインでの視認性を高めます。
- オートメーションツールの導入:
マーケティングオートメーションツールを活用して、リードの育成やメールキャンペーンなどを効率化します。
上記の通り、ターゲットを確定させ、そのターゲットが欲しい情報(コンテンツ)を考え制作し、そしてそれをある程度自動的にユーザーへ届けることこそ、小さな組織には必要になります。多くの中小企業は、「マーケティング活動は大手がやるもの」と誤解をしているケースがあるが、全く逆で、リソースの足りない中小企業が「効率的に・効果的に営業を実施する」ために必要なのです。
【参考情報】メディア「アドクロ」に弊社の情報が取り上げられております。
コンテンツSEOの基本:https://bizpa.net/whitepaper/detail/26/
年に数回のコアアップデートのたびに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。
今のSEO対策はとにかくユーザーファーストを意識することから始まり、そのためにはコンテンツを作りこむ必要があります。
今回はそんなコンテンツSEOの基本の部分について解説します。
4. デマンドセンター構築に必要不可欠なこと
デマンドセンターを成功させるには、以下の要素が不可欠です。
- 組織間の連携:
マーケティングとセールスの間に壁を作らず、密接な連携を図ること。
- データの活用:
市場や顧客に関するデータを収集・分析し、戦略的な意思決定に役立てること。CRM(顧客関係管理)やマーケティングオートメーションツールを用いて、顧客の行動や嗜好を詳細に追跡します。
- 適切なメトリクスの設定と評価:
デマンドセンターのパフォーマンスを定量的に測定するためのKPI(重要業績評価指標)を設定し、定期的にその成果を評価・検証します。これにはリードの量、質、成約率、ROI(投資利益率)などが含まれます。
- 継続的な改善と学習:
市場は常に変化しています。デマンドセンターはその変化に適応し、施策の効果を監視しながら、継続的に改善を図ります。また、失敗から学ぶ文化を醸成し、柔軟な戦略調整を可能にします。
【資料ダウンロード】
中小企業が実施すべき「デマンドセンター」構築~ニーズを刈り取るのではない!需要を作る組織を創れ!~
まとめ
BtoB市場では、購買決定プロセスが複雑で長期にわたることが多く、顧客が情報を求めて自ら動く「セルフサービス型購買行動」が増えています。このような環境下で、デマンドセンターは顧客に対して適切な情報を適切なタイミングで提供し、彼らの購買プロセスを支援する重要な役割を果たします。
デマンドセンターの成功は、戦略的思考と実行の精度にかかっています。小さな組織であっても、上述の要点に注意を払いながら、顧客中心のアプローチを取ることで、市場での需要を見つけ出し、ビジネスの成長に繋げることが可能です。これは、顧客のニーズと期待を深く理解し、それに応えることを目指す、あらゆる企業にとって重要な考え方です。
デマンドセンター構築は単に技術やツールの導入に留まらず、組織文化やプロセスの変革を伴います。このため、企業全体で顧客中心の思考を共有し、マーケティングとセールスが協力して、より強固な顧客関係を築くための基盤を整えることが、成功への鍵となります。
最終的に、デマンドセンターは企業が市場で持続可能な成長を遂げるための重要な戦略的アセットです。それを有効活用するためには、組織全体で顧客のニーズを先読みし、それに応えるための戦略と実行計画を練り上げ、継続的に最適化していく必要があります。
以上が、美しいビジネス資料を作成するために必要なスキルです。これらのスキルを身につけることで、高品質なビジネス資料を作成することができるようになります。しかし、それらのスキルをすべて身につけることは、簡単なことではありません。まずは、自分の弱点を知り、自分に必要なスキルを習得することが大切です。
おすすめ記事
この記事を読んだ方は以下の記事も読んでます!





