IT開発
プロジェクト期間:
1年
【導入事例】技術力頼りの経営から脱却!千葉県の小規模IT企業が「マーケティング組織立ち上げ」で全国からの引き合いを獲得した軌跡
課題解決型‐伴走支援

クライアント情報
項目 | 内容 |
クライアント企業 | IT系企業(千葉市) |
所在地 | 千葉市 |
業種 | 業務用ソフトウェア開発・ITサービス |
企業規模 | 従業員10~20名 |
売上規模 | 約1.5億円 |
支援期間 | 2024年4月~2025年3月(1年間) |
【課題】「良いものを作れば売れる」時代の終焉と、属人的な営業の限界
千葉県千葉市に拠点を置く、本クライアントは、高い技術力を持つエンジニア集団として、地域の顧客から厚い信頼を得ていました。しかし、経営者様は事業の将来に漠然とした不安を抱えていました。
課題は明確でした。営業活動が、経営者個人の人脈と既存顧客からの紹介に頼りきっていたのです。新規の見込み客を安定的に獲得する「仕組み」が存在せず、事業の成長は常に受け身の状態。技術力には絶対の自信があるにも関わらず、千葉県内での認知度はあっても、より大きな市場である都内や全国の企業へアプローチする術を知りませんでした。
「このままではジリ貧になる。社内にマーケティング機能を立ち上げなければならない」
そう決意したものの、社内にはマーケティング経験者がゼロ。何から手をつければ良いのか、誰をアサインし、どう育てれば良いのか、全く分からないという壁にぶつかっていました。
【解決策】「マーケティング組織の立ち上げ」そのものを支援する、伴走型プログラム
私たちは、単にマーケティング施策を代行するのではなく、本企業の中に持続可能なマーケティング機能そのものを構築することをご提案しました。具体的には、営業部門に所属していた意欲のある若手社員1名を未来のマーケター候補として選抜し、その人材を私たちが「外部CMO」兼「メンター」として育成する、以下の伴走型支援プログラムを実施しました。
弊社支援領域
マーケターのミッション策定とスキルマップ作成: 会社が初代マーケターに期待する役割を明確にし、1年後に達成すべきゴールと、そのために必要なスキル(戦略思考、SEO、コンテンツ作成、データ分析など)を可視化しました。
実践的フレームワークの教育: 3C分析やペルソナ設計、カスタマージャーニーマップといったマーケティングの基本フレームワークを、机上の空論ではなく、同社の実際のビジネスに当てはめながら、実践的にレクチャーしました。
技術ブログ(オウンドメディア)の立ち上げとOJT: 同社の強みである「技術力」をコンテンツ化するため、技術ブログの立ち上げを最初のプロジェクトに設定。キーワード選定、記事の企画・構成、SEOライティング、効果測定まで、全てのプロセスをOJT(実務を通じたトレーニング)形式で共に実践しました。
週1回の1on1-MTGによる思考の壁打ちと習慣化: 毎週の定例ミーティングで、進捗確認だけでなく、育成対象者が抱える悩みや課題の壁打ちを実施。「何をすべきか」だけでなく「なぜそうするのか」という戦略的思考を徹底的に鍛え、自走できる習慣を育みました。
私たちは、施策の「やり方」を教えるだけでなく、マーケティングの「考え方」をインストールすることに注力しました。
【成果】売上への貢献と、未来を担う人材という最大の資産
1. マーケティング活動の「型」が社内に構築された
1年後、育成対象の社員様は、自ら課題を発見し、ターゲット顧客を分析し、コンテンツ企画を立て、効果測定を行うという、一連のマーケティング活動の「型」を完全に習得。もはや私たちの指示を待つのではなく、自ら次の施策を提案できる、頼もしい初代マーケターへと成長しました。
2. Web経由での質の高い問い合わせが月平均10件以上発生
立ち上げた技術ブログが検索エンジンから高く評価され、これまで接点のなかった全国の企業から、質の高い問い合わせが月平均で10件以上、安定的に入るようになりました。特に、ターゲットとしていた都内企業からの問い合わせが全体の半数を占め、年間で3,000万円規模の新規案件創出に繋がっています。
3. 社内にマーケティング文化が醸成され、次世代リーダーが誕生
一人のマーケターの誕生と成功は、社内全体に大きな好影響をもたらしました。「営業は足で稼ぐもの」という固定観念が薄れ、データに基づいた戦略的な営業・マーケティング活動の重要性が共有される文化が生まれました。育成対象の社員様は、その実績が評価され、新たに立ち上がったマーケティング部門の初代マネージャーに就任。会社にとって、売上以上に価値のある「未来への資産」が生まれた瞬間でした。
クライアント企業 取締役からのコメント
技術力さえあれば何とかなる、という時代ではないことを痛感していました。JIMOTOの鶴さんにお願いして本当に良かったのは、単にWebサイトのアクセスを増やしてくれたり、広告を回してくれたりするのではなく、私たちの会社に『マーケティング機能』そのものをインストールしてくれたことです。
育成をお願いした社員が、今では自ら戦略を語り、成果を出し、新しく入ったメンバーを指導している。その姿を見ることが、経営者として何より嬉しい。彼が作成した企画書から生まれた、千葉県外の新規案件だけで年間数千万円の売上が立ったのは、正直言って期待以上でした。
私たちが「こうしたい」という想いを伝えると、鶴さんはそれを実現するための最適な地図とコンパスを示してくれる。まさに「伴走者」でした。ありがとうございました。
これから株式会社JIMOTO Marketing Share Bureau様とお付き合いされる企業様へ
アドバイスが一つあるとすれば、「丸投げ」ではダメだということです。自社も本気で変わりたい、学びたいという覚悟を持つことが重要です。その覚悟さえあれば、JIMOTOさんは、間違いなく最高の伴走者になってくれます。
